mixiユーザー(id:11487068)

2018年01月19日17:31

64 view

★洋ちゃんの読観聴 No., 1249

★洋ちゃんの読観聴 No., 1249

映画 「ヒトラーに屈しなかった国王」                 

第二次世界大戦中ノルウェーに起こった実話を
ベースにした作品。

1940年4月9日から数日間の出来事を映像化した。

ナチス・ドイツ軍が予告なしに中立国であるノルウェーの
首都オスロに侵攻した。ノルウェーが反撃するものの、
ドイツとの軍事力は圧倒的であり、次々と主要都市が
占領されていく。内閣をはじめ国王一家もオスロを
脱出する。

在オスロのドイツ公使はドイツ政府の命を受け
ノルウェーに降伏を迫る。しかし、ノルウェー政府は
これを拒否。さらにドイツはノルウェー内のナチス・
シンパの政治家をかつぎクーデターをも図る。

政府は相手にならないと判断したドイツは国王に
謁見を求め、公使は降伏を迫る・・・。

非常にスリリングでハラハラさせられる優れた
作品だ。俳優たちも主役をはじめ名演だった。

少し背景を説明すると、ノルウェーはスウェーデン
から1905年独立を果たしたが、その際にデンマークの
皇室から同国国王の弟を招き、ノルウェー国王と
した。つまりノルウェーの国王は国民によって選ばれた
存在である。なので国王は常に国民ファーストを
考える立場であるし、それに加え国王自身の高潔な
性格もあった。

今の日本と同じような象徴的存在であり、基本的に
国政に口を出さない立場なのだが、ナチス侵攻という
国の危機に際し、内閣は頼りなく、国王の判断が
任されたということだろう。

こんなことがあったのか、と驚いた。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年01月>
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
28293031   

最近の日記