日本語っていい加減だなあ、と思うのは「禁酒」と
「禁煙」という言葉使い。
「禁酒」は、特定の場所や期間で、酒を飲んだり
売買したりしてはいけない、という意味と僕は
理解している。海外では「禁酒法」が制定された
国もあった。
なので個人が酒を飲まないとするのは「断酒」で
あって「禁酒」ではない。
「禁煙」もそう。これもビルや店舗で「ここではタバコは
吸えませんよ」というのが「禁煙」のはずであって、
個人が喫煙をやめるのは禁煙ではない。
個人がタバコをやめるのは「断煙」であるべき。
ところが「断煙」はどうやら日本語になっていない
ようだ。キーボードを打っても出てこない。
昔にアメリカ人の友人から教えてもらった古い
ジョークがある。
It is easy to quit smoking.
I quit smoking at least 20 times a day.
断煙の意味の取り違えなのだが、こういう
ジョークなら文化の違いを超えて理解できますね。
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