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2017年06月05日21:16

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ロザンタール:サクソフォン・ママレード

ピアノの伴奏から忍び足で近付いて来るピンク・パンサーのようだと一瞬連想したら、もうそこから抜け出せなくなってしまった。サックスのしなやかさも身を細めて狭い穴を潜り抜けて音も立てずに出現する怪しげな雰囲気のある猫族のようだ。サックスを即興風に遊ばせてもいい感じだ。夜の街を徘徊するいっぱしの悪ぶった猫のブルースにはきりっとした冷酒が合いそうだ。ロザンタールが24歳の頃に走り書きした楽しい小品だ。

ところで、タイトルを何と訳したら良いだろう。砂糖漬けサクソフォン、それもありかもしれないが、ママレードには「ほら話」と言う意味もあるし、猫の毛の色などを表わす時もある。ほら吹きサックスや縞柄のサックスなんていうのも面白そうだ。

脱線ついでに、ピンク・パンサーは実は薄いバラ色をしたダイヤモンドの小さな色むらに付けられたニックネーム。そのダイヤを狙う怪盗とパリ警察の警部との間のどたばた喜劇に登場するのはあくまで単なるダイヤだが、狙われているダイヤを特定する合言葉として用いられたのが起源。画面で見てもピンと来ないのでダイヤのアニメ・キャラクターとして誕生した。その後、ピンク・パンサーは一人歩きをし始めて、全く別の漫画のキャラクターとしての活躍の方が有名になってしまった。《Manuel Rosenthal(1904.6.18 – 2003.6.5):Saxophon'-marmalade》





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