mixiユーザー(id:11487068)

2016年10月12日08:02

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南スーダンでの自衛隊

自衛隊がPKO活動を行っている南スーダンで治安が
悪化している。政府軍と反政府軍との戦闘が行われて
いると見られるが、戦闘の有無について昨日の国会で
野党議員が問いただしたところ、首相および防衛大臣は
「戦闘ではなく衝突」と答弁した。

http://www.huffingtonpost.jp/2016/10/11/sudan-pko_n_12438978.html

戦闘と衝突とどう違うのか筆者には区別がつかない。
武器をもちいて相手を殺傷しようとしたり建物などを
壊そうとしている行為は、すべて戦闘ではないのか?

昨年、安保法が成立し自衛隊の行動範囲が広がった。
いわゆる「かけつけ警護」ができるようになった、
かけつけ警護とは、NGOなど平和活動を行っている
団体などが生命の危機にさらされたとき自衛隊が
かけつけて助けるというものだ。

政府は「自衛隊の安全を守る」としているが、そもそも
NGOなど職員の生命が脅かされる所にかけつける
以上、自衛隊が危ないのは当たり前ではないか。
NGOを助けるべく彼らの前に立って行動する以上
自衛隊員の生命が危ないのは当然。そのための
隊員なのだから。

それと政府の解釈で苦しいのは、自衛隊は戦闘
目的で海外派遣するのではないという点。
戦闘員であれば、敵側に囚われた際に国際条約の
適用により殺されたりすることはなく後で返される。
だが戦闘員でない立場ならば、どう処理されるか
分からない怖さがある。

自衛隊は派遣しながら戦争に参加させないという
政府方針のあいまいさがやはりある。後方支援も
そうだ。弾薬を運ぶだけで銃で撃ったりしない、
だから戦闘ではないというのが政府の言い分だ。
だが、相手側がそう思ってくれるのか何の保障もない。

日本は世界の戦争・紛争地域に自衛隊を派遣
します、危険なところに行かせる以上は自衛隊
隊員の死傷はありえます、と言ったほうが
すがすがしいと、僕は思う。

もちろん、僕はこのような方針には反対ではある。
だが、ほんとうにやりたいことがあるのなら、
はっきりと言い、それを法律に明言したほうが
いいのではないか。隠したりあいまいにすると、
現場が一番困る。







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