ヘルスフードEXPO

先日、ヘスルフード＆食品添加物EXPOを視察してまいりました。
B2B向け展示会ですが、食の健康志向の今後を占う意味でヒントの多い展示会です。気になったキーワードをご紹介したいと思います。

■L-カルニチン
　　羊肉に含まれる脂肪燃焼を助ける物質。肉は脂肪を除けば太る食材では無いのですが、特にL-カルニチンを多く含む羊肉は　　食べて運動すると逆に脂肪が燃焼して痩せるとも言われています。
　　スーパーでは、ライフがだいぶ前からラムをコーナー化して複数SKUを展開する店が目立ち、
　　ラム食文化の裾野を拡げようとしているのはさすがです。

■RSS（レアスイートシュガー・希少糖）
　　カロリーほぼゼロで甘味が砂糖の8〜9割という夢のような糖です。大量生産が可能になったとはいえ、まだ価格が高く少しずつRSSを使った製品は出始めていますが、大ブームとまではいっていないようです。
　　ローソンがまっさきにスイーツに入れて発売されましたが、ミニストップなど他社もすぐに追随しました。
　　今の所RSSは加工でんぷんでシェアトップの松谷化学工業がほぼ独占

■パプリカ（グリコのサプリメント)
　　ちょうど水曜の日経MJに同製品のリリースが掲載され展示会との連動はばっちりです。
　　昨年のためしてガッテンのパプリカの回では全野菜の中で抗酸化作用ナンバーワンと放映され瞬間的ですがブレイクしました。
　　運動能力の持続にも効果があるとなると、オリンピックイヤーということもあり、またブームになるかもしれません。

■セラミド
　　保湿効果あり美肌成分として注目。

■牡蠣エキス
　　よく健康食品・器具の通販番組の下に出ているテロップのようで、個人的な使用後の感想ですが、牡蠣を食べた後は本当に元気になります。牡蠣のにおいを抑えて抽出したこのエキスなら牡蠣が苦手な人でもサプリ等で摂れると思います、

■ギャバ
　　米穀メーカーのサタケが発芽玄米で訴求している様々な健康効果のある物質。うちの会社そば秋葉原のサタケ本社１FにもGABAのおにぎりの店がありますね。
　　
■プラセンタ　植物性（ローズ）
　　プラセンタ＝胎盤。医療用にはヒトプラセンタですが、食品・サプリは馬や豚です。詳しい人はそれに抵抗ある人もいるので、バラから抽出したプラセンタを推そうという動きです。

■スポーツヨーカン（井村屋）
　　東京マラソンでもエイド食として配布され話題になったワンハンドで食べられる羊羹。いままで縁遠いと思っていた、運動と和菓子という２つを結びつけた尖ったマーケティング。

■エアで膨らませるゆるキャラ（高麗人参）
　　限られたスペースでの展示会には着ぐるみでなく、こういう手法もあるのだと勉強になりました。

■伊賀上野の忍者コーナー
　　手裏剣無料体験コーナーで本物に近い手裏剣を投げる。真ん中に見事にあたり、景品の忍者シールをもらいました。参加賞はとっても固い保存性の高いお煎餅。