mixiユーザー(id:16255101)

2016年04月17日21:53

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ホルスト/富田版:天王星

とても怪奇な音楽が展開する。殆ど魔界だ。ここでもホルストは悪戯をしている。冒頭でG - Es - A - Hの音列を並べている。これはGustav Holstの署名だ。魔法使いの弟子を思わせるリズムなど原曲の方がはっきりしているが、冨田版でもその片鱗は覗える。例の地上との交信音声を変調させた音や推進機関の発する駆動音が織り成す渾然一体とした音楽には合唱もどきが男声風に加わる。音色は怪奇的に飛び跳ねているのが面白い。当初惑星を発見したイギリス人天文学者によっていろいろの名称が考案された。最終的にはドイツの天文学者によってウラノスと命名されたが、日本では和名が定着した。ウラノスはギリシャ神話の中では全宇宙の最初の統治神とされているので、天王星は的確な訳語だと思う。ただし惑星自体は王座にふさわしい特別な存在ではないので太陽系の惑星名をギリシャ神話に求めた路線を踏襲しただけで、かなりいい加減な命名だ。天王星はガス惑星で特徴としては地軸が横になった状態で自転しているらしい。《Gustav Holst/Isao Tomita:Uranus for a Moog and other synthesizers and electronic devices, The planets no. 6》




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