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2015年04月14日21:48

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ヘンデル:ハープ協奏曲 変ロ長調

第1楽章、噴水から湧き上がる水の飛跡に映る虹を描いたような出だしから魅力的だ。テンポ指示は陽気に歩くような感じということで良いのだろう。噴水の周りで餌をついばむ小鳥が跳ね回るような弾みのある音がゆっくり歩くようにしかも早めにという矛盾を典雅に解消しているような気がする。平和な庭園の情景を共に過ごせる感じがする。第2楽章、弦楽器に導かれてハープの憂いに満ちた旋律が登場する。付点音符が零れ落ちる涙を表しているのかもしれない。ほとんど独白が続くが所々に覆いかぶさる弦楽の動きは慰めの手のようだ。第3楽章、ハープからよどみなく明るい表情の歌が紡ぎ出されていく。弦楽器に彩られながら気品のある音楽を軽やかに締めくくる。原曲のオルガン協奏曲をヘンデル自身が編曲したもの。重々しさが取れて軽やかになったハープ協奏曲の方が格好のBGMとして人気が高いだろう。内容的にはオーケストラは伴奏に徹しているのでハープ独奏曲と考えても良さそうだ。《Georg Friedrich Händel(1685.2.23 – 1759.4.14):Concerto for harp and orchestra in B-flat major, op.4-6 HWV294》




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