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2014年12月19日21:16

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Je hais les dimanches (日曜日は嫌い)

神が天地創造を6日間で成し遂げ後に一日は休息を取った。この時の一日の長さは今日の尺度とはまったく違ったはずだが、6日間働いて最後の一日を安息日として7日を一週とする起源は聖書の創世記の冒頭に遡る。アダムとイヴの時代にはまだ時間の観念はなかったと思うが、ユダヤ人は今日で言う金曜日の夜から土曜日の夕方までを週の最後の安息日とした。一日の始まりが夜中の12時になったのはずっと後の時代のこと。ローマ帝国がキリスト教を国教と定めた時からキリストが復活した日、すなわち日曜日を聖日とすることが決められた。日本で日曜日を休日としたのは明治維新以降のことだそうだ。日曜日が嫌いな人もいるだろう。家庭サービスよりは仕事の方が楽だという人や買い物、行楽すべてが混むからいやだという人もいる。そんな気持ちを表したのがこの歌で1951年に大ヒットした。作詞はシャルル・アズナブール、当初エディット・ピアフが歌うはずだったが、なぜか気に入らずに辞退、ジュリエット・グレコが歌ってそれなりの人気があるのを見てピアフも歌うようになったという逸話がある。日曜日が大好きなピアフも聴衆に人気があるなら歌ってみようと信念を翻したのかもしれない。《Edith Piaf(1915.12.19 – 1963.10.11):Je hais les dimanches》





一週間の間来る日も来る日も
何も起こらず空しさが響いている
でも最悪だと思うのは
もったいぶった日曜日が来ること
バラ色に飾らないといけないような
機嫌の好さそうに振る舞い
幸せ一杯な日を演じて
頑張らなきゃならない日曜日

だから日曜日は嫌いなの
だから日曜日は嫌いなの

どこへ行っても人混みばかり
無数の人がすれ違う
全く無関心な様子で
どこへともなく流されて行く
あの歩いている人たちって
まるで葬式にでも行くようだ
もうずっと前に死んでしまった
日曜日を弔っているんだわ

だから日曜日は嫌いなの
だから日曜日は嫌いなの

あなたは毎日、日曜日でさえ働いている
それって多分私のご機嫌をとるためだと思うの
でもね、あなたが私のそばにいてくれるならそれだけで
あなたの嫌いな部分も全部好きになってしまうのに

春の日の日曜日
心地よい日差しを満喫して
前の日のいやなことなんて
陽光の輝きに消えてしまう
青空がどこまでも広がり
子供たちの笑いに満ちた日曜日
恋人たちは寄り添って散歩し
ためらいがちに愛を深め合う

木々の枝先には花が見える
木々の枝先には花が見える

急ぐでもなく
どこかへ向かっている人たち
そんな雑踏にもまれて
私たちは手をつないで
隙間を縫うようにすり抜ける
明日何が起こるか
考えてもしかたないし
夢は夢として置いたまま

いつもと同じ日曜日を迎える
いつもと同じ日曜日を迎える

思慮深いと思われている
真面目な人たち
全然そうは見えないのに
そう見られたいと願う人たち
それが習慣だからと
教会に通う人たち
シャツを取り換えて
パリッとした身なりを整えて
何にも予定が入っていないから
20時間も寝て過ごす人たち
釣りに行こうと
とんでもなく早く起きる人たち
お墓参りの日だと決めて
行動している人たち
他にすることがないからと
愛を深め合う人たち
私たちの幸せなようすをみんなうらやましがる
でも私の方が本当はうらやましく思っているの
そんな日曜日を過ごしているなんて
そんな日曜日に期待しているなんて
そんな日曜日を愛せるなんて
だって私には日曜日が最悪なのに

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