咳やくしゃみはでないし、高熱も出ないのですが、ひたすら背中がバリバリで、少し無理すると微熱が出て、頭がぼんやりする感じ、というのがずっと続いています。
喉も徐々にやられてきて、本日は結構な声変わりに。
本日の体調は決して万全ではないけれど、土日はとても刺激的で楽しい時間を過ごすことができました。
29日は鶴見での講座。「ザ・フルート」の連載記事を具体的になぞっての実践を試みました。
参加者の中で私の講座が初めてだったのは、結局お二人だけではありましたが、最初の5分で椅子に腰かけた相手を持ち上げることができました。
これができれば、ふんばらない方が、実感はないけれど、よりエネルギーを出せる、ということに頭が納得するので、後が早い。
あっという間の2時間で、打ち上げではライター佐藤さんから、またよいお話をうかがうことができました。佐藤さんは、ずっと陽紀さんのことを追いかけていて、今回の私の掌や顎やお腹の肉球を「ああ、ほぼ陽紀さんと同じ進化をされているようですね。その上、その顎とお腹は白川さんのオリジナルですね!」と喜んでくださいました。
土曜日の午前中には、さらにリバイバルというか、腕の交叉に関しての気付きがあり、さらに「逆さ水月」も進化。背中の在り様が大違い。これは数年前に明方の夢のお告げで気が付いていたのに、あまりにも、「水月」の効果が素晴らしく、そのまま組み込まれずに置き去りになっていたもの。
それが、生徒さんを見ている中、ムクムク違和感として急浮上。背中の在り様は大きく変わりました。
また翌日は川越の海沼音楽教室に招いていただいての集中講座。
20日にコンサートで招いてくださった保育園の園長さんご夫妻、お琴の高校生の女の子のレッスンでも、この連載に基づいた流で、その都度、ワークと楽器での実践応用、とやったのですが、その方夫々の症例を「ねじらない・ふんばらない・ためない」にあてはめて、解説し修正するためのワークを取り出せるようになっていることに自分で驚く。
以前は、「あ、そこをこのようにした方が」とご助言していても、それは私が気が付いた中での、いわば、外側からの修正だった、と反省。
楽器だけでなく、他のワークを取り入れることで、ようやく本人が納得して、自ら内側からの変化を導く。
これは、その後のプロのファゴット奏者、サックス奏者、フルート奏者にも有効でした。
それまでも、もちろん、みな変化はあったのですが、近似値、ということも多かった。今回はドンピシャリと焦点が当たった感がある。
「レッスンを受ける方の滞りを検知し、それを修正」ではなく、「滞りを検知・それに関連する動き、ワーク、体技・しかる後に修正」
これを踏むことで、伝わり方はより深まることを今回納得。
プロはもちろん、アマチュアも、楽器とのお付き合いが長くて、「間に合わせ」が普通になっていることが多い。その間に合わせの不自由さに自分で気が付けば、後は早い。
これも、肉球の気付きにより、より内側に働きかけることの重要性を認識できるようになったからかもしれません。
アルソでの連載の為に編み出した「実践:考察」という形式も役に立ったと思います。
連載はあと一回、年内で終了となりますが、良い経験をさせていただくことができました。
最終回は「四足歩行」。どうぞお楽しみに。
話が通じる方、求めてくださる方がじんわり増えて、ただひたすら、有難い。
心からのおもてなしをしてくださった海沼音楽教室の海沼ご夫妻には本当に感謝しております。
ありがとうございました!
本日はやはり背中バリバリで、ずっと伏せっていた月曜日でしたが、葛根湯と野菜くずで出汁をとった御御御付け、イザという時のノニジュースで随分復活。
明日もまた寒くなるとのこと、重装備でレッスン会場に向かおうと思います。
それにしても琴。
以前甲野先生にも見ていただいた、とのことで、正座で見事に浮きがかかっていたのは素晴らしかったです。でも、爪の付け方と触れ方を変えていただいただけで、大きく変化。「回り道」と「天邪鬼」のワークをやってからだったので、すぐに本人の身体が対応できたのではないか、と。
「たったこれだけのことで・・」と呆然としていた表情が愛らしかったです。
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