201.ポポロと共に歩む18年間のボランティア(2014.10.19.201日目)
昨日、今日とポポロ(自閉症の子供を持つ親の会)の旅行に参加してきました。旅行中、改めて確認すると(ポポロがもうすぐ設立20年になるので)、僕のポポロへのボランティアとしての参加も18年にもなっていました。
今回の参加者は、10家族11人の子供と、10人のお母さんと、10人のボランティアorヘルパーさん、行き先は北関東(那須)で、那須動物王国、仲野りんご園(りんご狩りとジャム作り)・袋田の滝などに行ってきました。
ポポロの旅行への参加も既に15回以上を数え、今年もいつもながらにとても楽しい旅行でした。(子供たちの緩やかな成長や変化も感じる事が出来ました。)
当時は中学生だった子供たちも今は30歳を超える子たちも、ちらほら現れてきましたが、子供たちの楽しそうな笑顔は出会った頃と変わっていません。
自閉症の子供を育てるというのは、きっとそうでない子供を育てる何倍も大変な思いもあると思います。でも、大変な思いの分だけ、その親子の結びつきもとても強いものになっていると感じます。
毎月の定例の日帰り旅行とは違い、年に一度の宿泊の時には、父兄の方とボランティアさん達が一同に会して話し合いをする場が設けられます。そこで、父兄の方々からお聞きする共通のお話し、それはどの子も、月に一度のポポロをとても楽しみにして(日常の生活の中ではとても辛い事もあるようです)過ごしている。だから、子供たちにとってポポロは無くてはならないもの、だから、ポポロは(親の方々も歳をとりいつまで続けていけるかわからないけれど)出来るだけ長く続けていきたいと思っているというものでした。
僕が初めて参加したボランティアの団体がポポロ、そのポポロでの一日が楽しかったから、僕はその後、色々なボランティアに参加するようになりました。そして、そのボランティアをしていた事が、現在の介護の仕事のする道にも繋がっていたのだと思います。
今回は仕事の関係で、旅行への参加は出来ないかと思っていましたが、都合をつけてポポロの旅行に参加して、改めて自分自身の18年間のボランティアというものを振り返ることが出来て、本当によかったと思っています。
ポポロのボランティア、これからも出来る限り続けていきたいと思っています。
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