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2024年06月04日10:40

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「喫茶おじさん」、ひつまぶし

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大手ゼネコンを早期退職して喫茶店を始めるが、あっという間に潰してしまった純一郎。多額の退職金を失った彼から妻も去っていき一人となり、人生の展望も失くすが、まっいいか…と喫茶店巡りを楽しむ。
この本に出て来る喫茶店の数々、名前は明記してありませんが、知っているお店が多いのが楽しい。
東銀座のデカ盛り卵サンドの店は「アメリカン」だし、キッシュの美味しい銀座の老舗カフェは「パウリスタ」。
東京駅の百貨店の中の、池波正太郎の小説に出て来るというビーフカツサンドの美味しい京都の老舗カフェは「イノダコーヒー」。
東京駅のホテルの、あんみつに白玉と花豆を付けられるカフェは「トラヤカフェ」。
渋谷の、ブルーボトルコーヒーの創始者がフアンだったという老舗カフェは「茶亭羽富」、という具合。

喫茶店巡りに純一郎のパッとしない人生を絡ませた小説ですが、退屈しないのは、出て来るコーヒーや食べ物が実に美味しそうに描かれていること。
そして、純一郎が「何も分かっていない」と妻や一人娘に非難され、確かに万事に鈍感そうではあるが、とても謙虚で明るい性格であるからでしょうか。
何もかも失くしてあそこまで窮地に追い詰められたら、私だったらとても「まっいいか」とはならないと思うのですが。
最後に、彼なりの起死回生があるにはありますし。
ただ、大学生の娘がボーイフレンドと旅行しそうになって、慌てふためいて京都まで飛んで行く様には少々驚きました。
今時そこまで慌てることでもないと思うのですが…

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ついでに、先週食べたひつまぶし。
帰省した折に鰻を食べるのを楽しみにしています。
岐阜は関西風に直接焼くので、芳ばしくて好きなのです。
ひつまぶしの食べ方は、➀そのまま食べる�¬�味をまぶして食べる��出汁をかけて食べる、というものですが、私は出汁をかけるのはあまり好きではないので、��式で食べる量はほんの少しです。
これは二文字屋のひつまぶし。
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