私が日頃やっているジャズダンスというのは、バレエの要素を取り入れているのだそうで しなやかな体の動きが要求されるのです。 実際、踊っているメンバーには、非常に体が柔らかい人が多い。ところが私の体はとても固くて、開脚なんてとんでもない話。 「ど
この映画に関しては、スピンオフ(番外編)であるとか、エピソード3.5であるとか、正直、位置づけがよく分からなかったのですが(あまり予備知識を入れたくもなかったし)予想外に面白かったので、ネタバレしない程度に簡単に記します。去年の「スターウォー
本国では「スターウォーズEP7」を超えての大ヒットというスウェーデン映画。愛する妻に先立たれ、悲しみに暮れる孤独な毎日を送っていた頑固老人オーヴェ。することといったら、家の近くの見廻りと、妻の墓参りくらい。しかもその頑固ぶりが半端じゃない。ホ
ラグビーに疎い私が、「ハカ」というものを知ったのはいつ頃のことだったか。ニュージーランド代表「オールブラックス」が、国際試合の前に舞う民族舞踊。 南アフリカのラグビー・チームにまつわる話を描いたクリント・イーストウッドの映画「インビクタス」
ブラッセリーとビストロってどう違うのだろう?とかねてより思っていました。いずれ一流レストランよりはカジュアルな店、というイメージを持っていたのですがその二つの違いがよく分からない。Wikiによれば”ブラッスリー(brasserie)とはフランスにおける
1945年にNYのカーネギーホールでコンサートを開き、今も同ホールのアーカイブの一番人気となっている実在のフローレンス・ジェンキンス(メリル・ストリープ)の物語。彼女は、資産家の父親からの遺産と、前夫からの慰謝料にものを言わせ、NYの社交界の花形と
本年度芥川賞受賞作。大学以来18年間コンビニのバイトとして働く、彼氏ナシの36才の恵子が主人公。子どもの頃から他人とは感性が違い、生きにくさを感じていたがコンビニのバイトとして、そのマニュアル通りの動作、話し方をしてみたら初めて自分の居場所を見
こんな面白い図柄の切手があったのですね。18円って、なんて半端な金額?と思ったらこれは通常葉書(52円)を国際郵便葉書として出す時に必要となる金額(70円)との差額に対応したグリーティング切手なんですって。ラーメンとすき焼きの絵、それぞれ横にコシ
12月1日発売の『週刊文春』に「ユニクロ潜入一年」と題するユニクロ潜入取材記事が掲載され、ネット上で話題となっているのだそうです。その記事見たさに、人生初の文春買ったという声も。そこまで面白いのならと早速、dマガジンで読んで見ました。dマガジン
ジェス(ドリュー・バリモア)とミリー(トニ・コレット)は小学生の頃からの大親友で何をするにも一緒、初キス、初体験、人生のすべてを二人で共有して来た。大人になり、2人とも適職を見つけ、結婚して幸せに暮らしていたがある日、ミリーに乳癌が見つかる
簡単に言えば、美女ロジーナをめぐる彼女の後見人の太っちょの医者バルトロと ダンディな伯爵との、恋の駆け引き。それを何でも屋の床屋フィガロが取り持ち、そこに音楽教師、大勢の警察官、町の人々が加わって繰り広げられる騒々しいまでのロッシーニのドタ
24日木曜日、朝から雪が降りました。11月の初雪、積雪は54年ぶりなのだそうです。 我家のバルコニー、雪が積もったらタロウを遊ばせようと思っていましたが ミゾレになってしまって結局積もらず、残念でした。 散歩にも行けず、恨めしタロウ。 (テーブルやイ
「ノルウェイの森」についてはもう書き尽くしたと思っていたのですが先の日記のイタリア版のタイトル「TOKYO BLUES」について友人が、その翻訳者ジョルジョ氏(Giorgio Amitrano)に昨日パーティで会ったということでその名前をつけた理由を聞いてくれました
六本木ABBYROADに行ったことに始まって、「ノルウェイの森」に関するゴタクをあれこれ並べて来ましたが、そのラスト。私はやっぱり、ビートルズと村上春樹が好きなのだと思います。しかし、春樹のデビュー作からずっと読んでいた自分としてはあの大衆受けを狙
先の「ノルウェイの森」の誤訳問題について書いて思ったのは村上春樹氏はそれについてどう考えたのだろう?ということです。 世界的に大ヒットした小説「ノルウェイの森」。 陰鬱な雨模様のハンブルク空港に着陸した飛行機のBGMで「ノルウェイの森」が流れ、3
階段を降りて緑のドアを開けると、そこはビートルズ一色の世界です。ここは六本木のビートルズのコピーバンドが毎晩、生演奏しているお店。昨夜の演奏はThe Parrots、このバンドは世界最大のビートルズ・フェスティバル「ビートルズ・コンベンション」に何度
スペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督、私はこの人の「オール・アバウト・マイ・マザー」「ボルベール帰郷」に非常に感銘を受けたので、楽しみにしていたのです。マドリードで暮らす中年女性ジュリエッタは、12年前に失踪した最愛の娘アンティアへの思いを
2001年に公開された「ブリジット・ジョーンズの日記」は「日記をつけ、タバコとお酒と体重を減らして素敵な恋人を見つけよう」とヒロインが新年の誓いを立てるところから、話が始まったように思います(ウロ覚え)。30代独身女性が、仕事に恋にダイエットに
かつて「ダ・ヴィンチ・コード」の原作を読んでから映画を観た私は、怒り狂ったのでした。大人の知的謎解きゲームが、浅薄な土曜ワイド劇場になってしまっている。それに懲りて「天使と悪魔」は映画を観てから原作を読んだのですが、これが非常にいい感じで、
以前、ネットで見かけた写真「おばあちゃんとふくまる」。 生まれつき耳が聴こえないという猫と、耳の遠いおばあちゃんの毎日を切り取った ほのぼのとした写真に癒された方も多いでしょう。その猫ふくまるが亡くなっていたことを、今になって知りました。 飼
昨日の六本木のハロウィン・パレードの様子。例によってタロウにコスチュームをつけ、ちょっとだけ楽しんできました。警察官が大勢出るほどの大混雑のようだった渋谷に比べ、六本木ヒルズの辺りは、まだのんびりとしたものです。そしてバレエ「ロメオとジュリ
一昨日、有楽町で映画を観た際に、そのすぐ近くでランチをしました。 「6th by Oriental」という名前のコンチネンタル風のカフェ。こういったお洒落な店は、食べてみたらガッカリ、ということもあるのですが ここは神戸オリエンタルホテルの系列というだけあ
後世になって、アインシュタイン並と呼ばれる天才数学者ラマヌジャン(デブ・パテル)は1910年代、マドラスの貧しい事務員だった。彼の才能を見い出し、ケンブリッジに招聘したのは、英国人数学者G.H.ハーディ(ジェレミー・アイアンズ)。しかし時は今から10
今日までの開催だった東京都写真美術館の「世界報道写真展2016」にギリギリセーフで行って来ました。150点の中から、私にとって印象的だったものを幾つかご紹介します。今年の大賞はオーストラリアのウォーレン・リチャードソン氏の作品。警備隊に見つからな
(一風堂パリ店)今年の夏、ロンドンのトッテナム・コート・ロード駅の近くで「一風堂」を見かけました。大きなビルの一階、ガラス張りのお洒落な店でした。昨夏NYのイースト・ビレッジでも、この店を見かけて驚いたのでした。私は海外では極力、現地のものを
例によって岐阜に帰省していました。岐阜駅に降り立つと、黄金色の信長像が目につきます。高さ3メートル、台座を含めると11メートルという巨大なものです。しかもこれ、数年前にできたものなのです。なんで金ピカなの?誰が建てたの?と不思議ではあったので
オペラ「ニーべルングの指輪」第一作@新国立劇場。上演総時間16時間の壮大なこの物語を、とても私などには説明できない。備忘録として、滅茶苦茶簡単に、印象的だった場面だけ抜き出してみます。ワーグナー好きの夫に付き合わされて「ラインの黄金」を観たの
イスタンブールの街角で愛されていた寝そべり猫トンビリが、この夏惜しまれながら亡くなり、 最近になってその銅像ができたのだそうです。しかしこの寝姿…優雅すぎるポーズと記事に出ていますが、これってビール片手にリビングに寝転がる オッサンポーズその
『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』の巨匠ジュゼッペ・トルナーレ監督とエンニオ・モリコーネの音楽というので、期待しすぎちゃったかな。若く美しい大学生エイミー(オルガ・キュリレンコ)は、大学の天文学者エド(ジェレミー・アイアン