mixiユーザー(id:16255101)

2017年08月07日21:03

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ポッパー:ロマンス

優しくロマンチックな愛の歌。幸せ一杯の気分で心は雲の上に舞い上がり喜びに浸っている。しかし情熱の甘さに雲は溶け出し、うっとり寛いでいる時ではない。盲目的な恋は美しいが、足元は見ていた方が良い。世の中は奸計に満ちている。いつ足を踏み外して奈落の底に落ちないとも限らない。

もちろん音楽にそんな気配はなく、明るく澄んでいる。こんなラヴレターを貰ったら、誰でも世界で一番幸せな気分を味わえることは間違いない。

しかし、ポッパーは同時期に別の曲を別の女性に捧げている。つまり、恋の同時進行だ。それを知りつつ聴いていると、味わいも少し違って来たりする。この女性がそんな事を知ることなく、別の男性と結婚し幸せな生涯を送れたと信じたい。ポッパーはもうひとりの女性と結婚した。

男も女も結婚前にはいろいろあっても不思議ではない。気持の揺れがある時期には二又も正直な態度なのかもしれない。とにかく、音楽のラヴレターは2つとも後世に残された。これは素晴らしいことだ。《David Popper(1843.6.16 – 1913.8.7):Romanze, op.5》





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