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2017年04月21日21:05

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The road not taken (トンプソン:選ばれなかった道)

もしあの時あれをせずにこうしていたら、と考えない人はまずいないだろう。人生の道には無数の分岐点がある。もし、違う家に生まれて、一生懸命勉強して違う会社に入り、違う人と結婚していたら… 自分で選んだ場合も、必然的にそれしか選べない場合もある。後悔してもやり直すことはできない。

人生は一度しかない。だから後悔の中で生きるよりは、自分の意思で判断する前に最善の道を選ぶよう神によって仕向けられたのだと思って、その中で最善を尽くした方がずっと幸せになれると考えたら、どうしようもないジレンマから開放される。

詩を書いたロバート・フロストはアメリカの詩人。農村の素朴な生活を通して社会的な人生訓を学ばせるような詩が多く、アメリカでは高名な文学者として知られている。この詩は
アメリカの子供が学校で朗読させられるようなきわめて有名な作品だ。

ランダル・トムソンの作品は合唱曲が良く知られている。器楽曲は数が少なく、オペラと合唱曲が目立つ。トムソンの方が詩人よりかなり年下だが、ほぼ同年代を過ごしているので、個人的な親交もあったのかもしれない。《Randall Thompson(1899.4.21 – 1984.7.9):The road not taken》





黄色の森の中で道は2つに分かれている
両方の道を辿って行くわけにはいかない
旅を続ける関係上僕はしばしそこに立ち
道のひとつを見える限り遠くまで見下ろした
その道は先の方で曲がって藪に分け入っ行くようだった

それからもう一方の道を同じように眺め渡すと
比較的楽に進めるようにも思えた
道は程よく草に覆われ
通り抜けるのに魅力的に見えた
実際にはどっちでも違いはなかっただろうけれど

あの朝、実際の所道はどちらも大した違いはなく
人が踏み歩いた痕跡はどちらにもなかった
選ばなかった最初の道は次の機会に行ってみようと思いつつ
道はまたこの先で分岐して
ここに戻って来る可能性はないと確信していた

一抹の後悔を覚えながらこう言うべきだろう
どこかで、人生のその時、その時に
森の中で道の分岐点にさしかかり
僕はたまたまあまり人が通らない道を選んだ
その事で僕の人生はどれほど大きく変わったのかと


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