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2017年02月17日21:19

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レイヴォヴィッツ:不真面目な変奏曲「マリファナ」

ヴァイオリンとトロンボーンが酩酊へと誘う。音楽的には心地好さよりは警鐘の意味合いの強さを感じる。弱音器をつけて頭がぼんやりしてきて、呂律が回らなくなったグループの崩れ落ちる様子を描く。天国に続く階段が見える。そんなふらふらの状態で階段にしがみ付くな。登り切った所は天国ではなく、裁きの座で、まず数々の罪の弁明をしなければならい。薬の作用による一時的な快楽と永遠の安らぎを保障された天国とどっちを選ぶか。

せめて、音楽に酔いしれるだけで、手を出さない方が良い。しかしこの音楽を美しいと思えない人はどうすべきか。ブルックナーを聴け!

マリファナの語源は不明だが、Maria Juanaと言う個人名が起源だと言う俗説が広く知られている。英語風に読めばマリー・ジェーン、西部劇の女傑にありそうな名前だ。

指揮者レイヴォヴィッツは1913年2月17日、ワルシャワに生まれたユダヤ系ポーランド人。10歳位の時一家でパリに移住、ナチスの台頭もあってその後の生涯をパリで過ごしている。作曲家としての作品はあらゆるジャンルに渡り、100曲近くあるが録音も殆どない状態で今に至る。《René Leibowitz:Marijuana, Variations non sérieuses, op.54》





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