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2016年03月12日20:59

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Chanson d'exil (亡命の歌)

ユダヤの旋律と分かる感傷的な歌。映画「サンスーシの女」のテーマ曲として書かれた。歌のタイトルから推測するに、ナチスによるユダヤ人撲滅計画の非道さを描いているのだろう。戦時下の悲劇はユダヤ人だけに限らないが、親を失い路頭に迷う子供たちの姿はそれだけで涙を誘い、自分の無力さを思い知らされる。作曲のジョルジュ・ドルリューは1925年3月12日、ベルギーとの国境に隣接する街ルーべに生まれた映画音楽の巨匠。トリュフォーの作品に多くの名曲を提供したことでも有名だ。《Georges Delerue:Chanson d'exil, La passante du Sans-Souci》





子供用の小さなヴァイオリンで弾いていた
穏やかで胸を刺し貫かれるようなユダヤの歌
僕の両親が涙を流しながら聞いてくれた旋律は
追放と移民の暮らしを歌う
ユダヤ人撲滅運動で村を追い出された人々は続々と
ワルシャやベルリンやロシアから
自由な生活を求めてパリへと
辛い旅路を強いられたのだ
でもサンスーシに着く前に皆殺された
日常的な光景に目を閉じ、耳を閉ざしたくて
叫び声は無関心でもみ消され
同じことが繰り返された

子供用の小さなヴァイオリンで弾いていた
穏やかで胸を刺し貫かれるようなユダヤの歌
僕の両親が涙を流しながら聞いてくれた旋律は
追放と移民の暮らしを歌う
僕の旅の最後で僕の前にエルサ、あなたが現れた
あなたは美しく、小さな声で歌を口ずさんでいた
懐かしさと涙と悲しさがこもったあの古い歌を
子供用のヴァイオリンで僕は披露した


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