mixiユーザー(id:4088413)

2020年10月27日20:37

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身体の側面・法螺貝・鉄砲魚

やはり音楽家講座で甲野先生にお会いすると、メキメキっと色々変化する。

withコロナになってから、益々、加速している気もします。

今回は、質問しようと思っていて忘れていた肋間神経痛のような痛み。

練習しすぎる(私の場合は、4時間を二日連続)と痛むようになっていて、どうしたものか、と思案していたのですが・・

前回の相手を片手で起こすやり方の応用、そして虎拉ぎの応用で、身体の側面がより繋がり、その結果、悩みも解消となりました。

私の奏法は、腰から腕を繋げるために、かなり背中は丸まっているし、膝も緩んで、少し折れた状態。

膝裏をのばして、まっすぐに立つ姿勢とは対極にある。

今のところ、この姿勢が自分には合っていると思うし、おそらくこの先も膝裏が伸びることはないだろう。

でも今回、セッティングが3ミリ変化したことで、相当身体には負荷がかかるようになった。

今まで使っていなかった箇所が急に働き出したせいもあるのだろうけれど、痛いのはやはり困る。

しかしながら、今回のクロール?と虎拉ぐをすることによって、身体の側面も強固になりそれまで、前後だけで行っていた楽器の保持に参加してくれるようになったのでした。

特に虎拉ぎがフルートでも応用できるようになったのは大きな進化だ。

慣れてくれば、あの虎の手を解除しても肩周辺の感覚は維持できるのかもしれないが、これが結構難しかった。

さりとて、あの手の恰好でフルート演奏は無理。

それが今回、虎拉ぎを作った後、とあることを行うことで、掌を解除しても、肩周辺の環境は虎拉ぎの時のまま、ということが出来るようになった。画期的だ!

先生の背中、という訳にはいかないけれど、随分と肩が下がってくれるようになった。

虎拉ぎは高音に効く手の内だ。

声楽、龍笛、そしてフルート。

・・・・・・・・・・・・

さらには、マイブーム再びの法螺貝。

吹いたことがなくても、TVの時代劇などであの倍音をパオー!と鳴らすのは誰もが持っている共通のイメージだろう。

これがインターバルの練習にとても役立った。

パーオーではなくてパオーというのがポイント。

すかさず速く行うことで、口元の余計な動きを封じる稽古にもなる。
奏者の進度にもよるけれど、この結果、より身体の奥、内側が使えるように。
このやり方は以前気付いた「後追い支え」にも通じる。

先日お気に入りの「アニマル・プラネット」のチャンネルを観ていたら、何かの番組で
鉄砲魚のことをやっていた。

水面から水鉄砲の様に水を吹き付けて、木の枝に止まっている虫を落として食す、という。

その命中率はかなりのもの。

以前から鉄砲魚のことは知っていたけれど、今回初めて知ったことが。

通常、物理的に考えると、水しぶきは上向きに発射されると、どんどんその勢いが失われてしまう。

ところが、鉄砲魚はそうではない。

獲物に達するまでその勢いは落ちない。

それは何故か?

発射してすぐに、もう一度勢いを上乗せしているらしい。
そうすることによって、水しぶきの先端は勢いがつき丸まって、虫をノックアウト出来るんだそう。

これが、法螺貝の「パオー」に通じているのではないか、というのは私の想像。
つまりは後追い支えだ。

ゆっくりの跳躍はどうするか?

跳躍する直前に頭の中で「パオー」ってやるの。

最初の音をのばしつつ頭の中では最後の瞬間を短前打音的に。


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