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2020年03月28日22:28

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日常・『寄生獣』

「日常」という言葉の意味がすっかり変容してしまったこの頃です。

未曾有の事態の「非日常」という概念は期間限定だからこそ。

出口の見えないこの状況下、「今」を「日常」として過ごしていくことが大事なこと、と言い聞かせつつ過ごしています。

レッスン再開のメドも中々立たず、今のところは4月6日以降、となりましたが、これもまたその時々の状況に応じては延長となってしまうかもしれません。

明日のご近所同士のお花見散歩懇親会も中止としました。

やはりショックだったのは、7月に予定されていた母校の大同窓会が中止となったこと。

1000人集まる日本一の同窓会・・

まあ、飲食歓談密室で1000人だから仕方がない。

準備を進めてきてくださっていた今年の学年幹事が気の毒です。

7月頃にはなんとかなっているんじゃないかしら?という希望的観測もあったので、余計こたえた。

知人の開業医数名からも、シビアな現場での報告が届いていますが、こうなってくると本当に、自身や家族の健康管理が最も大切な課題。

罹ったとしても軽症ですむ心身。

・・・と思うこともあり、ついつい食べ過ぎているこの頃ですが・・

週末の外出自粛宣言が出るまでもなく、すっかり引きこもり暮らしが日常となりましたが、昨日は階段下にある収納庫の片付けに取り組みました。
ずっとぐじゃ〜〜っとなったままで気になっていたスペース。

この家に越してきて早20年。

徐々に増えたいろんな種類のお掃除用ブラシを左側の壁に突っ張り棒を渡してレイアウト。

天然素材のブラシは、元々不得手な掃除の気分、そして効率を上げてくれる必需品。

片付けして嬉しかったのは、しまい込んだまま忘れていたマスクが20枚発掘されたこと。

五百円玉や千円札が出てくることもあり、「お片付けのご褒美」と言っているけれど、新たな日常ではマスクがご褒美に。

こんな日が来るとはね。

また、数日かけて『寄生獣』(@岩明均)全巻を読み返しました。

お父様である岩城正夫先生のお誕生会の折、先生から参加者の皆様に、とプレゼントしてくださった分厚い3冊で、作者のサインとミギーのイラスト入りの貴重品。
(いいでしょ〜?)

今回の事態を予見しているような、そして今後の考え方の指針を教えてくれるような本。

あのお話の凄い部分は、人間を食らうパラサイト(寄生獣)が宇宙からもたらされたものではなく、

「地球上の誰かがふと思った」

というところから始まっているところ。

そして「共生」という解決になっているところ。

この新たな日常を生きていくために必要な、一種の覚悟、哲学を持ちたいものだ、と思う日々です。

・・持ちたい・・つまり、そのあたりが脆弱ってことなんですが・・



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