一人用珈琲のパックを貰った。家では、一杯だけを抽出することはあまりない。朝の珈琲を入れる時に、思い切ってパックを分解した。
粉だけをまとめていつもの複数杯を入れてみた。やってみると、一杯の粉の分量がいつもの量よりも多い。およそ、四割増しか。挽き具合も細かい。一杯の抽出時に、素早く珈琲の成分が溶け出すようにされているのだろう。
湯を注ぐうちに、いつもよりもドリップが遅いことに気がついた。捨てた紙パックを確かめると、濾紙が薄い。売られている濾紙では厚すぎるのだ。
こんなわけで、超濃い目の珈琲を朝から大量に飲んでいる。休日の朝はなぜか目覚めが早いが、いつもよりもさらに覚醒が早い。
秋冷や葉菜をぎゅっと絞るとき
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