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日記一覧

愚痴歴新年
2014年12月31日09:12

 だいぶ前に読んだ、『史記の「正統」』(平勢 隆郎)によると、史記に記載された史実の年代が記事ごとに食い違うのは、元になった国ごとの暦が違うために生じた混乱らしい。 ある国では、新年は冬至から始まる。別の国では春分から始まるといった日付の違

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仕事兼煤逃
2014年12月28日07:49

 午後から句会は以前からの約束だが、午前中に仕事が入った。休みの日に朝早く起きるのは結構つらいことがある。本日はそれだったようで、目覚まし時計を2回遅らせた。  朝食中に、冷凍庫の扉が閉まらないという一騒動あり。棚からあふれたアイスクリーム

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偶成四百六十
2014年12月27日19:56

瞑目やストーブの音聞いている茶が切れてしばし餅搗き談義など数え日や子供雑誌の二月号

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五七五朗読例一
2014年12月26日17:35

 仕事の関係で、俳句を朗読した録音を編集することになり、音声編集ソフトの上で見ると等時拍とか、四拍子のリズムというものが目に見えていることに気がついた。長年、仕事の関係で音声編集ソフトを扱ってきたが、うかつなことに五七五のリズム分析に使える

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出勤日延長
2014年12月25日21:27

 本日の午後から休みに入る予定だったが、なんやかやと細々とした仕事が残り、本日は終日の出勤。明日もフルタイムの出勤となった。簡単には休めないように出来ている。 街中に流れるクリスマスソングをよく聞いたせいか、メロディーは知っているが題名が分

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気儘徒然句鑑賞五
2014年12月24日08:07

  村人はなかゆび姫を片付ける(榊陽子) 「川柳カード」第7号より。川柳の文言は意味から逃れられない。逃れられないがゆえに安易な意味の付与を忌避する。その典型を「なかゆび姫」に見ることができる。 試しに、なかゆびを他の指に置き換えてみると、 

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句会映画様々
2014年12月23日23:20

 先々週は垂人の吟行句会に出向いて京都へ、今週は「俳句ギャザリング」で伊丹へ、今日は「川柳カード」の合評会で上六へと、半年ほど句会を自粛した反動か、あちこち出かけている。その合間を縫って、愚息所望の映画へと出向いているが、今週は「妖怪ウォッ

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喇叭手休日
2014年12月20日10:36

 子どもの頃にダイジェストで読んだものを、改めて読むと、あらすじを知っている安心感からか文章に没入できることがある。「宝島」や「ガリバー旅行記」、日本のものだと森鴎外の「山椒大夫」など。 音楽にも同じ事があるかもしれない。本日は、なんとなく

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気儘徒然句鑑賞四
2014年12月19日21:42

  宅急便のお兄さんが持っていたナイフ(くんじろう) 第49回「川柳北田辺」句会報より。 若年者がナイフを持参しているのは、社会への違和感を表明する、ある種の常套手段ではある。これは、作中主体にとっての常套であると同時に、描写する側の作者に

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偶成四百五十九
2014年12月18日07:30

固まって動かぬアプリ冬の雨換気すりゃ熱の散財シメうどん

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崖上家屋結露凍結
2014年12月17日21:03

 本日は寒い。雨戸を閉めれば多少の暖房効果があるはずだと、先ほど窓を開けようとしたら窓が動かない。窓の桟に溜まっていた結露が凍結していたようだ。 閉めるのに一苦労したが、密閉状態にして暖房が効くかどうかもうしばらくしないと分からない。現在の

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近似早退
2014年12月15日19:00

 午後から出張。用件が済み次第に職場へ戻るつもりだったが、意外に手間取る。職場に帰っても退勤時刻を過ぎてしまうので、そのまま帰宅。出張先が帰宅経路から少ししかずれていないので、いつもよりも帰宅は早かった。ちょっと早退したような気になった。 

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将棋付帯則考
2014年12月14日09:37

 取った駒を使えるという将棋独特の付帯ルールは、他の盤上ゲームには例を見ない。 発祥の地、インドのチャトランガが東に渡り韓国将棋や中国将棋となる。南に下っては東南アジアのマークルックとなる。西に渡った将棋の仲間もいろいろあっただろうが、チェ

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偶成四百五十八
2014年12月13日10:30

×点を加えては白い息を吐く鴨の陣大作の跡誰継ぐの

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偶成四百五十七
2014年12月12日07:19

まぼろしの飛翔冬日の泰山木よ団子虫冬あたたかな石の下ジョンケージ真似てごろんと石転がす

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偶成歌
2014年12月11日07:20

ここではないどこかがここにあるはずときりなく歌う月の沙漠を

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勤続疲労
2014年12月10日22:33

  連日連夜帰宅が十時すぎとなる。遅くなると、帰り際の廊下の窓から、ハーバーランドの観覧車のイルミネーションに目が付く。残念ながらルミナリエまでは見えない。だが、観覧車だけでも見物ではある。 しかし、連日となると飽きてくる。何とか目処は付い

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気儘徒然句鑑賞三
2014年12月09日22:58

 仕事が重なり、帰宅が遅くなった。現在、通勤用の服装から寝るための服に着替えたところ。風呂はこれから入る。 あまり遅かったので、朝食用のパンをパン屋で買い損ねた。正確に言うと、パン屋は開いていたのだが、閉店前の品薄状態で愚生の気に入るような

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偶成四百五十六
2014年12月08日18:48

冬薔薇や上岡龍太郎その後人偏の車佇み冬日かな

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小記憶蘇生
2014年12月07日20:59

 何の拍子でそうなったのか、分からないが、西条凡児を思い出した。舞台の姿に接したことはないが、テレビでの姿はよく見ていた。直接、生の姿に接したのは、彼が建設会社を脅したとの報道でテレビから姿を消していた時期だったと思う。 当時、「話の特集」

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気儘徒然句鑑賞二
2014年12月06日17:21

物言えば五七調なり栗のいが(和田悟朗) 「風来」第十九号より。 司馬遼太郎の小説「菜の花の沖」の主人公、高田屋嘉兵衛は、浄瑠璃本からすべての教養を引き出していた。ゴローニン事件の解決に奔走する彼の外交力の源を、司馬遼太郎は浄瑠璃本に見て

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小赤茄子大量消費調理
2014年12月05日22:10

 お隣が趣味の畑作をやっているので、ときおり大量の野菜をいただくことがある。スーパーのレジ袋一杯のミニトマトをいただいたのが一週間ほど前だっただろうか。愚息が好まないこともあって、その消費がなかなかはかどらない。今日の時点でまだ袋半分強が残

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偶成四百五十五
2014年12月03日06:50

ポン菓子に穴空き銭の目が詰まるポン菓子や雌雄の区別なく黄葉ポン菓子の濡れてふくらむ時雨かな木枯しやポン菓子爆ぜて声がする

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偶成四百五十四
2014年12月02日22:32

確約す年超してから忘年会

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筋肉痛
2014年12月01日22:14

 昨日は、メランジュ読書会を自重して、家にいた。久しぶりに一日中ごろごろしていようかという気だったが、とんでもない仕事が待ち受けていた。 とある公募展に応募していた愚息の百号二点が、二点とも予選を通過した。予選は作品の写真を送るだけだが、予

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投稿詩一編
2014年11月30日09:18

 今週多忙が予想されるため本日のメランジュ読書会は欠席するが、詩は投稿した。二次元平面上に分裂進行してゆくタイプの詩ではなく、通常のスタイル。どちらのタイプを選ぶのかは、そのときの気分次第か。以下に、その投稿詩を記す。−−−−−−−−−−−

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気儘徒然句鑑賞一
2014年11月29日21:45

 多忙のせいか、老化のせいか、まとまった形で句を読むことも疲れてくるので、一句を気ままに鑑賞しようかと思う。そろそろ年末に突入しようかという気ぜわしいときにスタートするのも、愚生の精神衛生上には良い影響を与えるかと思う。  水葬の真昼ましろ

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偶成四百五十三
2014年11月28日07:21

石臼の種ひり出して冬の鳥

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偶成歌
2014年11月27日18:17

どす黒き雲はうすうす朱の縁に明るみ増して朝の内臓

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句跨
2014年11月26日22:04

 なぜか、金田一春彦のTV講座を思い出した。聞いたのは30年近く前になるだろうか。たまたまそれを聞いた時は、「憧れのハワイ航路」がヒットした当時に、いかに新しかったかを説明していた。 彼の説明によると、それまでの日本の歌では、「箱根馬子唄」で

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