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2019年02月25日07:29

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リベラル天皇

昨日は天皇在位30年の式典があった。そして
沖縄では辺野古の賛否を問う選挙があった。

天皇・皇后両陛下は、この30年間多くのところに
行かれた。離島、地震や洪水などの被災地、
そして国内および海外のかつての戦争の地で
ある。なかでも沖縄訪問が一番多かったのでは
ないかと記憶する。

戦争責任ということでは今生天皇ではなく昭和天皇に
あるわけだが、父が亡くなった後の天皇として戦争
犠牲者への鎮魂は引き継がれた。

犠牲者や家族などへの思いやいたわりは大変強い
ものがあると思われる。言葉だけの「寄り添い」では
けっしてない。

そのことは昨日の式典で示された。沖縄を思う歌で
ある。天皇の作詞、皇后の作曲の歌は、沖縄出身の
若手歌手により披露された。

一連の天皇の平和の祈り、沖縄への思いは、辺野古
基地の建設をめざす安倍首相にとっては"目の上の
たんこぶ”ではないだろうか。

天皇を元首として昔の日本に戻したい首相や日本
会議にとって“目の上のたんこぶ”陛下ではあるが、
陛下を批判できない。陛下を国のトップにする戦前の
体制にするのにあたって、”恐れ多くも”天皇陛下を
非難するわけにはいかないのだ。

天皇を中心とする国家をつくりたいのに、その天皇が
昔の天皇でなく新しい平和指向の天皇であることの
(憲法改正派にとっての)矛盾が露呈している。




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