音楽千夜一夜第450回
だいぶ前に買っておいたガリ選手のマーラーの全交響曲に「大地の歌」のおまけがついたCDセットを聴く。
演奏はケルン放送交響楽団で現在はケルンWDR交響楽団と改名したそうだが、私はそんな名前は嫌だね。ケルン放響でいいじゃないか。勝手に変えるな。
ケルン放響はベルリン・フィルなんかに比べたら精妙なアンサンブルなんかは劣るだろうけど、ガリちゃんのような優秀な、しかもマーラーのスペシャリストのようなユダヤ人指揮者に振られたら、チエリビダッケ選手に振られたミュンヘン・フィルのようにいい演奏をするし、その成果がこの11枚には込められている。
ただ惜しむらくはおらっちが購入した旧EMI盤の11枚のうち2枚が欠陥商品でCDプレーヤーが壊れそうなバタバタ音を出して途中で停止してしまった。もう時間が経っているから交換してくれるはずもなく、ドタマにきた頭でこの駄文を書いているんだよ。
横須賀の大滝町の「朝廷」の淡白緬のスープもみな飲む 蝶人
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