傾く太陽を気にしながら近寄らないで、といばらは真っ赤なフリルをつけた腰をふるそこまで魅せておいて、と野ブタは悔しがり、やけになって穴を掘る太陽は山の尾根をなめながら色めきフリルの奥に手を伸ばす いばらは風が吹くたび羽音を探す野ブタは、なおも
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