もぐればもぐるほど息苦しくなる光があきらめる底に知らない世界があるのだ苦しさを抜け出たところで感覚はひっくり返され消えていく光と引きかえに得られるものは何なのか胸を浸す水にとけて 地球と交わる意識の中で 突き抜けた先に無の宇宙が限りなく広がる
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春の色をなびかせて あたたかな風が去っていく 世に現れた光とともに芽生えていた兆しのほのかな匂いが運ばれる 異郷に息づく時を独りじめにするために霞んだ風景の真ん中に さくら夕陽にとけだした念が 幹のたもとから沁み入る色づいた花びらは 瞳をうめる
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