再読。また連作短編。前読んだ時もそうだったが、今回も「君と語る永遠」で泣きそうになってしまった。表題作「サイン会はいかが」で、大崎さんとは違う作家さんの、得々として皆の前で推理を展開してこけた苦い思い出を持つ主人公のことを思い出した。された

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話題性があるのでとりあえず読んでおこうかなどと思って読んだのだが、とても読みやすいのに知らなかったこともたくさんある濃い内容だった。ほんとに学者さんなのね。びっくりした！書いたものではなく講演したものをまとめたものだったのも読みやすかった理

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続けて再読。前作は連作短編だったが長編で、しかも地方の老舗書店に杏子さんと多絵ちゃんが出張！前作より深く多絵ちゃんのことが分かってきて、不器用で頭の良い彼女がいっそう好きになった。今と過去の事件解決後にもう一つ分かったことがあった。あの事が

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近々本関係シリーズが出版されると知り、一番最初のこれを再読したくなった。すごく久しぶりに読んだので、ぼんやりとしか覚えていなかったからとても面白く読めて得した気分。杏子・多絵コンビが謎解きで人助け、というパターンが繰り返されるが、どれもきれ

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BSドラマを見逃したのだけれど、地上波で放送が始まった。ドラマ第2回がこれ。小説の前にドラマを見ちゃった。大体のストーリーは同じだったのに、私はドラマより小説の方が面白く感じた。多分この小説の面白さはストーリーだけでなく地の文での説明にあるの

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パソコンが壊れて2週間もネット接続できなかった。その間も本は読んでたので、少しずつ感想を書いていきます。最近ちょっとマンネリ気味だと思っていたけど、今回は緊張感があって面白かった。連作短編ではあるが一冊通して一つの物語になってた！各章の初め

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柴田哲孝初読みです。主要登場人物の誰にも共感出来たのが良かった。唯とって付けたような太田医師や永富副本部長の言動は、後から考えると少し違和感がある。読者を惑わすためだけに書かれた感じ。実はKAPPAの正体はもう少し違うものだと期待していた。生物

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事件一つ一つは面白かったのだが。視点人物になった人たちの誰にも共感できず、というより反感しか抱けなかったのは辛い。内実を知りたいと思った便利屋は一度も視点人物にならなかったので、全部読み終わっても不完全燃焼の感じ。いらいらした気持ちが解消さ

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雑誌で一編だけ読んでた。そうか、全体ではそういう物語だったんだ！IとはIターンのこと。Uターンならまだしも、Iターンは移住する人も迎える人たちも大変だと思う。まして、完全に無人になってしまった集落に、Iターンの人ばかりを集めるとは、悲劇になるの

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前回でサアラは幸せになったと思うので、その後シリーズがずいぶん続いていることに驚く。一応もう一冊読んでみた。首切り事件の真相は、早い段階で読者にも分かるようになってる。サアラのトンデモぶりは少しも落ちていないので、気持ちが良い。これからもっ

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久しぶりに何度目かの再読。シリーズの中で私はこれが一番好きだ。使者になる前のスキッフのことだけでも、一つの物語になってる。首都ヘイブンの下層階級の暮らしぶりがこれでもかと描かれていて、このモデルはかつてのロンドンだろうなあと思った。前読んだ

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ある人にとっては何が何でも手にしなくてはいけない一万両を「たった一万両？」と、本気で不思議に思う卯之吉さん。あまりに自然体なので、読んでる私も卯之吉に同感する。事件の収め方がスマートで無理がないのが良かった。たった一万両なのでね。一つ気にな

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読んでる最中はとても面白かった。しかし、読み終わってから不満が沢山。まず主人公とその兄が好きになれない。複雑な事情が設定されているが、それを「設定」としか思えない。南極でこういう犯罪をやる犯罪者っているんだろうか。もっと命の危険がない儲け仕

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上再再読。戦争が終わってのあれこれなので、気楽に読める。ステンドグラスや大きな鏡など、想像するとわくわく。アルベリッヒの二重生活のことが丁寧に書かれているのも良い。オーサレン卿が出てくるたびに、ず〜っと後にならないとこの人は・・・・と思って

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面白かったが、それだけではなく結構考えさせられた。卯之吉に、「良いことをするために悪いことをするのは、ただ悪いことをするよりもっと悪い」と言った人がいた。その理由に、確かにそうだとものすごく納得した。人は安いものに慣れてしまうと、高いものに

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