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日記一覧
- 2017年に読んだ本ベスト
- 2017年12月28日17:16
今年もあとわずか。読んだ本の中でジャンル別にベストを選びました。＊復刊された作品萩尾望都 「ピアリス」 かつて雑誌に別のペンネームで掲載されたもの。たくさんの挿絵は全部萩尾さんのものだったのに、文章までそうだったとは！わたなべまさこ 「聖ロ
- 本 「活版印刷三日月 庭のアルバム」 ほしおさなえ
- 2017年12月26日13:38
親族が一人もいないのは私には想像できない。きっと寂しいだろう。ひどい生い立ちで親なんかいないほうが良いという人もいるだろうが、弓子は違う。周りに愛され素直に育ったお嬢さん。活版印刷のお店をやっていることで、少しずつ寂しさが埋められてきている
- 本 「鹿の王 (下) 還って行く者」 上橋菜穂子
- 2017年12月20日17:34
前回の再読では、この続きを上橋さん書いてくれないかなあと思ったのだが、今回は終わり方はこれで良いのだと感じることができた。何度読んでも良いものは良いとしみじみ思う。テレビの守り人シリーズの影響で、私の中でヴァンがジグロ役の吉川晃司さんのイメ
- 本 「鹿の王 (上) 生き残った者」 上橋菜穂子
- 2017年12月20日17:31
今NHKで「精霊の守り人」をやってるので読み返したくなったのだが、映像作品と直近で小説を読むのはやめたほうが良いと経験上分かっている。だからその代わりにこれを再読することにした。
- 本 「泣き童子 三島屋変調百物語参之続」 宮部みゆき
- 2017年12月20日17:27
ふと再読したくなった。前にも読みながら泣いてしまった「くりから御殿」。覚悟して読んだのにやっぱりぼろぼろと涙が・・・。「まぐる笛」は、その後の「荒神」に繋がって行った作品のように感じた。
- 本 「NHK大河ファンタジー 精霊の守り人 最終章完全ドラマガイド
- 2017年12月07日15:02
前から買ってあったけどしばらく我慢してた。ドラマが第２回まで放送したので、フォトストーリーとストーリーダイジェストは放送が全部終わるまでは取っておくことにして後は読んだ。俳優さんたちのインタビューは読みごたえがあったが、脚本家、プロデューサ
- 本 「木もれ日を縫う」 谷瑞恵
- 2017年12月05日15:14
どれだけ読んでも好感が持てる人が出てこない。何なの〜この姉妹たちは？この程度でそうまで親に反感をもって、いつまでもグダグダと。しかし親も親だわ。もう読むのやめちゃおうかなあと思ったときはすでに半分くらい読んでたので、だったら全部読むことにし
- 2017年11月 読書記録
- 2017年12月01日15:23
2017年11月の読書メーター読んだ本の数：13冊読んだページ数：3866ページナイス数：108ナイスhttps://bookmeter.com/users/2134/summary/monthly■おもいで影法師: 九十九字ふしぎ屋 商い中 (光文社時代小説文庫)３話どれも良かった。表題作「おもいで影法師
- 本 「迷い家」 山吹静吽
- 2017年11月30日15:00
辛い話なのにぐいぐい読ませる力があった。ただ気持ち悪さはあっても怖さが普通のホラーと何か違う気がしていた。選評を読んで、私はゲームっぽさを感じていたのかもしれないと思った。辛い第一章からさらにやりきれなさを感じる第二章へ。これも宮部みゆきさ
- 本 「竜が呼んだ娘 やみ倉の竜」 柏葉幸子
- 2017年11月28日14:01
読み始めたら止めれなくなるほど面白かった！でも読み終わったらちょっと不満も。いろいろと登場人物の気持ちを、説明しすぎじゃないのかなあ。読んでるうちに自然に理解していきたいのだが、まあ児童書なので、作者は子供に分かる書き方をしているのだろう。
- 本 「物語と歩いてきた道」 上橋菜穂子
- 2017年11月26日16:10
インタビューやエッセイをまとめてあるのだが、発表年順にはなってない。文章の終りには、いつ、何歳の時と書いてある。３０歳の時から今までの上橋さん、ほんとにぶれず真っすぐな人なんだなあと思った。上橋さんの著作の他に「大切な物語」としてたくさんの
- 本 「弔い花 長い腕�掘廖＼邵蠢雹�
- 2017年11月24日14:45
何となく謎に包まれていた石丸圭一のことがはっきり書かれていて、そうかだからか！と分かった。ちりばめられていた伏線がちゃんと回収されていたのも満足。それにしてもたくさんの人が死んだなあ。心の傷を抱えてしまった人たち、立ち直ってほしい。過去から
- 本 「呪い唄 長い腕�供廖＼邵蠢雹�
- 2017年11月24日14:41
前作が出版されてからずいぶん経って書かれた本との事。シリーズが完結した今、出会えて良かったと思う。シリーズとは知っていたけど、ここまではっきり続いているとは思わなかった。何で？と思ってたことがだんだん分かってきて、引き込まれる。ただ幕末の江
- 本 「オールド・ゲーム」 川崎草志
- 2017年11月22日14:07
ゲームに興味がない私は以前だったら手に取らなかっただろう本。最近のマイブーム・川崎草志なので読んだ。ネットワ・テック社だ！ゲーム分からないままだけど、まあそこそこ面白く読んだ。ラストの「フールズ・ヘリテイジ」現実にはこうなってしまうことが多
- 本 「チャーム・オブ・アイス フィギュアスケートの魅力」 レーナ・レヘトライネン
- 2017年11月19日15:33
著者はミステリ作家で、私は小説を読んだことがある。フィギュアスケートを扱ったもので、面白かった。今まで海外の人が書いたフィギュアスケート本は読んだことがなかったのだが、読んでみた。すごくたくさんの選手を取材しているが、たぶん日本で出版するこ
- 本 「これは経費で落ちません 3 経理部の森若さん」 青木祐子
- 2017年11月16日17:08
いろんな人、というより結構嫌な人が多い会社に思えてきた。こういう中で自分のリズムを保とうとして、でも彼のことが気になってついリズムを崩してしまう森若さん。でもそれはそれでいいんだと思う。あまり頑固に自分の作った計画で生活してたら寂しい。意識
- 本 「どうぶつたちの給食時間」 並木美砂子
- 2017年11月16日17:04
飼育員とキーパー、同じ仕事をしていても名前が違うと受ける感じが違う。なんだろう、ただ動物の世話をしているというより主体的に考えて仕事をしてるという印象になる。たぶん働いている人も、キーパーと呼ばれるとそういう気になるのではないかな。この本は
- 本 「政略結婚」 高殿円
- 2017年11月13日14:39
「家」を繋いでゆくということ、なんとなく分かっていた気がしていたが分かってなかったかも。娘に養子をとったり、親戚から養子で「取り子取り嫁」とか聞いたことがあったが、血のつながりとかもうそんなことどうでもいいから何が何でも当主が必要！という切
- 本 「長い腕」 川崎草志
- 2017年11月09日14:00
こんな面白い本を今まで知らなかったなんて。私はゲームは苦手。たぶんゲームの人が書いた、ゲーム会社勤務の女性が主人公という段階で私の興味が逸れたんだと思う。でもいつかは出会えるものなんだなあ。川崎草志さんを知ってからこの本までは早かったもの。
- 本 「鯖猫長屋 ふしぎ草紙 三」 田牧大和
- 2017年11月03日14:55
長屋の見取り図を時々眺めながら、長屋の人たちの動きを想像したら、よりリアルに感じられた。サバはますます無敵になって、それなのに時々「普通の猫」のふりをする演技派！ただちょっと残念に思えたのは、ダメ若旦那千之助の描き方。かなり類型的でうすっぺ
- 本 「おもいで影法師 九十九字ふしぎ屋 商い中」 霜島けい
- 2017年11月01日16:03
３話どれも良かった。表題作「おもいで影法師」では宮部みゆきさんに同じような題材があったけど、ずいぶん違う話だなあ。作者の持ち味の違いが出てると思った。一番ほろっとさせられたのは最後の話。ちっぽけなものでも命を吹き込まれてああいう存在に。そし
- 2017年10月 読書記録
- 2017年11月01日15:24
2017年10月の読書メーター読んだ本の数：19冊読んだページ数：5163ページナイス数：157ナイスhttps://bookmeter.com/users/2134/summary/monthly■NHKスペシャル 列島誕生 ジオ・ジャパン 激動の日本列島 誕生の物語放送を見て、すごい！でもすぐに細かいとこ
- 本 「誘神」 川崎草志
- 2017年10月29日15:32
「疫神」の続編だということなので読んだ。ちらほらと前作の出来事や人が出てくる。前作を読んでから時が経っていないので、すぐ気がつくことができたのは良かった。ツゲサンをやってる少年に思い入れしちゃった。必要な時だけ呼ばれて、あとはさげすまれる存
- 本 「署長・田中健一の幸運」 川崎草志
- 2017年10月29日11:01
この面白さには何も言うことはありませんね！よれよれのコートまで出てきて、メモ帳だのペンだのって。これであの場面を思い出さない人はいないでしょう。楽しかった。
- 本 「横濱エトランゼ」 大崎梢
- 2017年10月29日10:57
なんかぼや〜っとした印象が残った本だった。主人公、相手役、ミステリ部分のすべてを薄いベール越しに見せられたみたいだ。それなりの雰囲気は楽しんだけど、母親の無神経に見える態度が気になった。小さい頃に無理を強いてしまった娘に対して、もう少し細や
- 本 「これは経費で落ちません ２ 経理部の森若さん」 青木祐子
- 2017年10月25日14:57
ほんとはもっとお仕事小説が希望なんだけど、職場もめごと小説に傾いてきた感じ。いや、最初からだっけ？だけど読めるのは、私が主人公とほとんど同じように考えるから。年齢差があっても、既婚でも未婚でも、女性が何人もいるとややこしいことも起こるわね。
- 本 「腐れ梅」 澤田瞳子
- 2017年10月25日14:05
登場人物の誰も好きになれないし、主人公の綾児はすごく嫌いなタイプ。それなのに読んじゃったわ。綾児に反感を抱きながら、でもだんだんと彼女の考えにも一理あると思えてきた。嫌いな人だけど突き進んでいくなら行くところまで行ってほしい、と応援しながら
- 漫画 「聖ロザリンド」 わたなべまさこ
- 2017年10月21日15:51
これを本屋さんで見かけてびっくりした。昔読んで忘れられない漫画だったので、迷わず買った。書下ろし０話が付いていて、ちょっとタッチが違う気がしたがそれほど気にならなかった。雑誌で読んだだけだったので、初めての読み直し。ところどころ記憶にない部
- 本 「疫神 やまいがみ」 川崎草志
- 2017年10月19日16:09
図書館の棚で「署長田中健一〜」のそばにあり、表紙に惹かれて借りた。３つの話がどう繋がって行くのか早く知りたくてページを繰る手が止まらない。終わり近くになってがーん・・・。そういうことだったの。全部すっきりしたわけではないが、繋がった途端の哀
- 本 「署長・田中健一の憂鬱」 川崎草志
- 2017年10月18日14:17
久しぶりにユーモアミステリを読んだ。これは当たりだった！頭が良いのに流されやすい性格の主人公、キャリア組としてこれから出世していくための体験として警察署長。お飾りに徹して仕事は部下に任せ、何もしないよう努力しているのに・・・。何故か事件を解
