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日記一覧

最近の東京バンドワゴンはちょっとつまらなくなったなあと感じていて。図書館でこれに気づいて借りてきた。出版は数年前だが、昭和の駐在さんご夫婦が主人公。あの頃は携帯電話もなく、家の電話機もコードで繋がっていたっけ。懐かしいわ。元刑事が個人的事情

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本「雨恋」 松尾 由美
2021年08月26日15:56

最近はまって読んでいるシリーズ本にこの本の文庫版宣伝が載ってる。紹介を読んで興味を持ち、単行本が図書館に入っていたので借りた。今まで松尾由美さんの長編を読んだかどうかは覚えがないが、アンソロジーに入っている短編を読んで印象は良かった。それに

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ぽっつりぽっつり再読。再読故、初読の時にはさらっと読んでしまった人に注意を向けて読むことができた。登場人物がどんどん増えて、把握するのが大変なシリーズ。出てきて暫くすると、お〜っと!裏の面が見えたり。図書館から借りてるけど、買っても良いかな

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(9) 恋と花と想いの裏側13歳のホームズを知ることが出来て嬉しい。そしてこの経験が、葵との仲を深めることに憶病になってる理由なのか。それは怖くなるね。「ひらパー」初めて聞きました。関西人には心のふるさと。へ〜っ!すごく楽しそうなイベントだ。皆

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オーナー発案のホームズ修行計画は、オーナーが言った理由だけではない気はする。すぐには葵との仲を深めさせないぞという動機がありそう。でもこれはすごく良いことだと思う。何といっても狭い世界でしか生きてこなかったホームズさん。大学院卒業後すぐに店

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出版からずいぶん経って読んでいるので、この後もたくさん出ていることを知っている。でも出版時にリアルタイムで読んでいたら、あとがきには続けるようなことが書いてあるけど、これで完結じゃないのかなと思ったかも。だっていろいろな事がきれいに始末出来

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一冊丸ごと二時間サスペンスドラマ風。小松さんは、妻と離婚したので手元にはいない娘さんのことで心配な出来事があり、助けを求めてホームズさんを拝み倒す。結局こちらのことも手伝ってもらう交換条件で引き受けてしまうホームズさん。葵さんと知り合ってか

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再読。出版から10年、この当時でも日本全国どこにでもあった寂れた海水浴場は、今もここに書かれているのと同じ理由で増え続けているだろう。だから10年たって読んでもやはり新鮮に感じる。シリーズ最初の頃よりずいぶん柔らかくなった湯川。理不尽さに静かに

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遠藤さんの「平安後宮の薄紅姫」が完結して、主人公が何度も読んでいた源氏物語を手に取りたくなった。訳文、抄訳、漫画、解説などたくさん持ってるけど、さらっと読むにはこれが一番。

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事件の謎解き、正体を隠して千字堂の主とか無理やりな設定と思いつつなんとなく3巻まで付き合ってきた。話がいろいろばらけた感じで、何が書きたいんだろうと少しいらいらしてきた。私は最初からモデルはさらちゃんだと思っていたので、最後に作家として誕生

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湖の国の描写が良かった。理屈ではとても納得できないあれこれが、遠野物語のようでそのまま受け入れられた。それだけに現実世界に違和感が。ミトの家庭。最近児童書・YAにこういう設定が目に付く。まるで挨拶の定型文のようだ。今回はこれにしておこう、とい

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美しい表紙。こういうのを手にすると、やっぱり物としての本が好きだと改めて思う。同一人物である清之助と新九郎、新九郎としての彼の方が好きだな。途中まで、これはもしかしてホラーか?と疑いながら読んだ。ホラーではなかったけれど。いろいろ謎は明かさ

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再読。文体については最初のうち、ずいぶん独特な書き方だと感じていた。でも既刊本読破まで行くうちにすっかり慣れ、今ではこれはこれで好きな書き方と思う。今回で変人羅漢に好感を持つようになった。

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図書館に予約していた6巻より先にこれが来ちゃった・・・。でもガイドブック的なものらしいので6を待たずに読んでしまった。今のところ京都旅行の予定は無いけど、もし行くのならこれを持って行きたいくらい。普通のガイドブックより役に立ちそうだわ。小説の

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今回はきつかった。海里は順調に道を進んでいて、後輩・李英の飛躍のチャンスに喜び、応援。李英がとても努力していたことを知っていて、妬む心など全然ない海里のことを嬉しく思う。それなのにこんなことが起こるなんて。もう少し気を付けてあげていたら・・

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養老先生は立派な人だと思う。尊敬している。だけど、医療と距離を置きたい病院嫌いの生活が出来ていたのは、逆説的になるが医療とすぐに関係が結べる安心感があったからではないか。先生がそれで安心していたかどうかは何とも言えないが、私が家族だったら本

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活発なだけで力がないのに、自分も参加したい、手伝いたい、という千紘はわがままな子供みたい。厳しいけれど諦めさせた龍治は大人。でも自分の力が分かって、千紘が待つ女になってしまうのはちょっと嫌だな。最後に生意気な口ぶりが復活してほっとした。しか

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晴行の母の心配がよく分かる。お気楽過ぎだろう!確かに人には適正があるけど。お姉さんの嫁ぎ先が裕福だからって、援助してもらってふらふらと怪異に首を突っ込むニート。陰陽師でも何でもなく、その方面の力もないのに、何故か解決出来ちゃったりするんだよ

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2021年7月 読書記録
2021年08月02日17:07

2021年7月の読書メーター読んだ本の数:21冊読んだページ数:5712ページナイス数:380ナイスふと思い立ってひかわ玲子さんの、エフェラ&ジリオラシリーズをものすごく久しぶりに再読した。面白かったと思えて嬉しかった。https://bookmeter.com/users/2134/s

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本「お葬式」 遠田潤子
2021年08月02日17:03

この小説の底に流れる歌がある。昔この曲がヒットした時、なぜ人気があるのか全く分からなかった。この女性病気だわと思った。曲は女性の視点のみで「あなた」は本当にいるのか?ぼやっとしていた。主人公在の父・和彦はその女性不在のまま「あなた」の世界を

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