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日記一覧

亡くなって思い出の中にだけ出てきた人たちが、視点人物になって登場してる章があり、嬉しいようなしんみりしてしまうような気持になった。東日本大震災の時のことも出てきて、三日月堂があることの現実感が増した。今まで語られなかったいろいろなことを丁寧

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どうなるのか最初から予想はついて、でもその予想どおりになる快感。年末忙しくても、さらっと負担にならずに読めました。

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銀八、いい人だ。幇間という職業には才能がないけど、結構気配りができるしあの卯之吉の面倒が見れるんだから。江戸時代の借金の仕組みをここで知ってへ〜だった。銀八に春が来たようなまだのような・・・・。幸せになって欲しいな。

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やっと還ってきてまだ本当には江戸に入っていないのにこのはしゃぎっぷり!卯之吉は本当に遊びに飢えていたんだなあ。なんの深い考えもなくばらまいたお金のおかげで、貧相になっていた宿場がたちまち景気回復。この小説では何度も出てくることだが、お金が回

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主人公はしきりに自分はコミュ障だから、と言うが違うと思う。少し不器用で思っていることをうまく相手に伝えることが下手。その割にすごくプライドが高いので、相手が自分をどう見るのか不安で仕方なく考えすぎてしまう。だけど理想とするコミュニケーション

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暖かな話。ただ私はこういう風に一歩踏み込んでくる人が店主(と妹)のお店は、遠慮したい。お馴染みさんになってだんだん会話をして、お客さんが望んでいるなら個人的なことにかかわってもいいけど。サンドイッチもこんなにこだわらず普通の方が好み。話自体

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前の2冊、面白く読んだはずだけど全くストーリーを思い出せず。第一話に出てきた人も記憶になかった。再読してから読むべきだったか。でもどれも面白く読んだ。第二話、何か変だと感じた時にはやはり原因があるのだな。それが何故か分からなくても、そう感じ

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二人にとって大事件が起こる。神様はお願いの本気度をお札の種類で量っているのか?叶木神社の神様は、頼ってくる人の願いをかなえて自分も利益を得るという、正しい土地神様なんだ。願いをかなえてもらってほんとに良かった。坂井君は仕事も見つかり、友達も

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水が引くまでは何もできない。でも人々は食べていかなければならない。幕閣の人たちには思いつけないらしいのに、苦労知らずで育った卯之吉が本能的に分かっちゃうのがすごい。まずは生き延びさせること。その後、仕事をさせてちゃんと見返りの銭を払う。なん

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千里眼験力比べ-大富豪同心(14)誘拐のからくりは読者にわかるように書いてあるので、いつだれが気付くのかと思っていたら、卯之吉がするっと解明。やっぱりその気になったら出来る人だ。いざというときには人に指図するのも慣れてるし、へらっと嘘をつきなが

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カラス〜読んだはずなのにほとんど思い出せず・・・。登場人物は、そうそうこの人いた!って感じ。あれからだいぶ時間が過ぎてることは分かった。テツは凄いね、優秀だ。話はややこしく、うん、理解した!と思ったらひっくり返されて、え〜どこから私は騙され

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キャバレーやクラブ、バーなどとは全く無縁で生きてきた私。ルーよりは年下だけどあの時代は知っている。居たのは大阪じゃないけど。知ってる出来事はたくさん出てくるのに、ルーと重なる思い出が全くないことに衝撃を受けた。生きる場所が違うってそういうこ

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その話だけに登場してとても気に入ったのに、最後にあっさり始末されてしまった人が今まで複数いた。だから竹本のことが心配だった。不遇なうえに卯之吉と敵対する側に取り込まれたので。やはり卯之吉はとっても頭が良いと思う。するすると謀をして、美少年若

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2019年11月 読書記録
2019年12月01日15:01

大崎梢さんの新刊を読む前に「本シリーズ」を全部読めて良かった。忘れていることも多かったので、一気に読むと世界がちゃんと把握できる。2019年11月の読書メーター読んだ本の数:21冊読んだページ数:5897ページナイス数:306ナイスhttps://bookmeter.com/u

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