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日記一覧

題名だけ知っていて読んだことが無かった「堤中納言物語」。一応それ目当てだったけど、翻訳してる人がみな魅力的だったので全部読んだ。翻訳者の個性と物語がぴったりでどれも面白かった。堤〜は短編集で多分作者も違う。平安時代にも「アミの会」みたいのが

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大正時代が背景のバディ物。二人の心が結ばれる過程があっさりしていて、もう少し葛藤が欲しいなと思っていたら。あらら、もう一組!しかも結構暗い。そっちの方が好みでした。作者さんもそれを狙って登場させたのかも。https://books.rakuten.co.jp/rb/16931

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淡々と描かれたものを淡々と訳してあるので(しかも抄訳)、わくわく感は無かった。一度は読んでおきたいと思って読んだのだが、源氏物語とは違い何度も読もうという感じではない。こう書いてあるが実際はこうだった。と、ちゃんと解説があるのは良いと思った

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江戸時代、仕事をする人が主人公というざっくりしたまとめのアンソロジー。作家さんも違うのでややバラバラな感じだが、さすが人気作家さん達なのでどれもレベルは高め。読後感も良いものが多くてお得な一冊!https://honto.jp/netstore/pd-book_32630385.htm

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ハイパー・ウラマで一冊。私は球技や格闘技はあまり好きじゃない。観衆が盛り上がりすぎるのが苦手。もし本当にハイパー・ウラマがあったらやっぱり盛り上がるのだろうなあ。一応は面白かったのだが、これだけ欠陥があるスポーツでは今後がないな。井戸枯れや

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栄花物語を読もうと思いつつ周りから攻めてる。源氏物語はいづれの御時にか〜で、モデルはありつつもフィクションという事が分かる書き方になってる。でも栄花物語はどんどん実名が出てくるので歴史を書いたものか?と勘違いしてしまいそうだ。実際には本当に

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直球の題名通りの内容。いや〜ほんとに昆虫はすごいなあ。写真もたくさん掲載されていて、私にとって幸いなことにモノクロ写真で、本が小さいから写真も小さめ。これがカラーでデカデカと印刷されてたら、ぎゃ〜!というのも中にはあった。中身がぎっしり詰ま

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全体に書き方が固いのだが、時にびっくりの柔らかさがあった。私も源氏物語のあの箇所この箇所はそういう事かしらと推測していたが、きっぱりそういう事だという解説。ふーん。なんとなく女院ってもっと昔からあったような気がしていた。一条天皇の母の東三条

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いろいろ読んでもいまいち感があった「紫式部日記」だが、本書は今まで読んだ中で一番わかりやすくて面白かった。日記を書くまでの話と日記の後の私たちを付け加えてくれたのはすごくいい。さらに解説を担ってくれた猫ちゃんが可愛い。出会ったことがないはず

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え〜!加賀さんポアロになっちゃったんですか?新しいステージ?なんでこうなったのか、何が何やら分からない事件。残りページが少なくなるのにまだ真相が明かされない。東野さんだもの、これが真相!の後、やっぱりひっくり返され・・・。嫌な気分を引きずっ

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さらっと読めて面白かった。ただ今までも校閲関係の小説とか読んでいるので、仕事内容で知らなかったなあということは無かった。昔手書きだった頃の有名作家で難読生原稿、ちらっとコピーが出ていたが、よくこれで本が出せたもんだとびっくりした。作家本人に

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選択制夫婦別姓が法的に成立していれば、二人の悩みの大部分は解決するのに・・・。いつになったら日本人はこの問題で悩まないで済むのか。女性のケネディさんが駐日大使になったとき、もし姓にケネディが入って無ければこんなに話題になっただろうかと当時私

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最近栄花物語が気になっているのにまだ読んでない。本書はその作者の赤染衛門が主人公。一条天皇や紫式部、清少納言が主人公の小説はたくさん書かれて知った気になっていたが、その一代後の三条天皇のことはよく知らなかった。道長とのバトルは凄まじい。ここ

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何篇かは読んだことがあった。書下ろしは一編だけ。他は色々な方が色々な媒体で書かれた源氏物語関連の短編小説を集めたもの。なので、源氏物語スピンオフ的なものと、現実のその当時の宮廷の話とが混在している。この統一感のなさはちょっと残念。今年の大河

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知っているつもりの世界史を植物という切り口で見ていくと、新しい見方を知ることが出来る。ほとんどが食料になる植物について語られているが、チューリップは別。チューリップバブルは聞いたことがあったが、それが世界で初めてのバブル経済だったとは。そし

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目も耳も、もちろん脳はないが植物は全身で周りを感じているのだろうな。自分の脳を持ったまま、その世界に身を置いて感じてみたいものだ。決してかなわないことだけど。https://honto.jp/netstore/pd-book_25557812.html?partnerid=02vc01

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2023年12月 読書記録
2024年01月04日15:49

「明けましておめでとうございます」が言いにくい年明けになってしまいました。被災された方々にお見舞い申し上げます。海保機の事故も地震が遠因、お気の毒としか言えません。わたくしが何事もない生活が送れることを感謝して・・・・。2023年12月の読書メー

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