前回の続きで、赤い公園の最新シングルのもう1曲「pray」について。まずは歌い出しの歌詞。逆毛の街に 風が吹くひと撫でしたなら もうじき花が咲くだろう……「逆毛の街」って、どういうイメージなのだろう?その後に「花が咲くだろう」とあるから、逆毛の
赤い公園の最新シングル「オレンジ/pray」。残念ながら、これが津野米咲の遺作となってしまった。曲を聴くと、どうしてもそのことがやりきれなくて、しんどい気持ちになる。だって、ここには「未来」しか感じられない。バンドはいい状態で、いい曲が出来てい
宮本浩次のカバーアルバム「ROMANCE」の中でも出色の出来といえるカバーの1つが、「木綿のハンカチーフ」。知っての通り、この曲は男女の立場を交互に描写することでその悲しいすれ違いを歌ったものだが、これまでずっと健気な女に感情移入衣し、男は勝手で
宮本浩次のカバーアルバム「ROMANCE」に、今すごくハマっている。以前NHKの「SONGS」に出演した際、ストーンズとかRCを好きな自分を出すのがバンド(エレカシ)で、歌謡曲を好きな自分を出すのがソロ、と宮本自身が語っていたのだが、それでいうと、まさにこ
坂本真綾は、声優・俳優・歌手として活動し、それぞれに見事な実績を上げているが、自分としては何より「声優・坂本真綾」のファン。とにかくその声が大好きで、だからラジオも毎週聴いていて、その癒しヴォイスに浸っている。歌もいいんのだけれど、歌声より
ずっと欲しかった飯島真理の「KIMONO STEREO」をついにゲット。1985年発表の4枚目で、ビクター時代最後の作品。10年以上前に再発された時に3枚目までは揃えたのだが、この4枚目だけは品切れで買えなかった。アマゾンなどで高額化した中古神を買う気
ELPの「ラヴ・ビーチ」を購入。70年代ELPのラスト和ルバムで、非常に評判の芳しくないアルバム。なので、ずっと敬遠してきたのだけれど、でもまあ、やっぱりELPファンとしては、聴いてないアルバムが1枚だけ残っているというのも、ちょっとばつが
久々に津野米咲とは関係ない内容でいきます。ここのところよく聴いていたのが、ベック・ボガート&アピスの「ライヴ・イン・ジャパン」。いうまでもなくベック・ボガート&アピス(BBA)は、ジェフ・ベック、ティム・ボガート、カーマイン・アピスによって
津野米咲がパーソナリティを務めていたNHK−FMの「水曜ゆうパラ」が、新パーソナリティを迎え、再スタート。音楽ジャーナリストの鹿野淳とラジオDJの藤田琢己が、週替わりで番組を担当。これはなかなか適格な人選ではないかと思った。ミュージシャンが亡くな
年末のカウントダウン・ジャパン・フェスに、赤い公園の出演が決定した。これはちょっと嬉しいニュースである。いろいろ厳しいとは思うけれど、動かないよりは動いた方が断然いい。津野米咲の代役は、Base Ball Bear の小出祐介が務める。以前、Base Ball Bea
津野米咲が亡くなってからちょうど一月後の昨日、「水曜ゆうパラ」の津野米咲・追悼特番が放送れた。ひょっとしたら何らかの形でメンバーの声が聴けるかも、という期待めいた気持ちもあったりしたが、それはなかった。現時点でそういうことを期待する方が間違
最近ラジオで知った、荻野目洋子の最新曲「虫のつぶやき」。これは「みんなのうた」で発表された曲で、何と荻野目洋子自身が作詞・作曲。ウクレレで作ったそうで、実際に曲中でもウクレレがいい感じで鳴っている。荻野目洋子は、子供の頃から虫が好きで、それ
NHK-FMで月〜木の夕方に放送されている「ゆうがたパラダイス」。津野米咲は、水曜日の「KOIKIなポップ・ロック・パラダイス」のパーソナリティーを務めていた。津野米咲が亡くなってからは、穴埋め的に代替番組が放送されていたが、昨日、今年最初の「水曜ゆ
アイドルものが続いたので、今回は女性シンガーBOMI に提供した「月曜のメランコリー」を紹介。これまでは作詞作曲を手掛けていたが、この曲は作曲のみ。歌えるものなら歌ってみろ、という気持ちで作った、みたいなことを津野米咲はいっていたと思うが、難易
今回もハロプロ関係で、つばきファクトリーの「笑って」を紹介。ひょっとしたら以前にも日記で紹介したかもしれないけれど、まあいい曲は何度聴いてもいい曲、ということで。タイトルは「笑って」だけれど、「笑って」と繰り返し歌われた後で、笑い疲れたらな
津野米咲は、大のハロプロオタクだった。中でも℃-uteが大好きで、おそらく1番好きなアイドルだったんじゃないかと思う。その℃-uteに、楽曲提供できたことは、きっと本望だったはず。ただ、確か℃-uteはすでに解散を発表していて、だから心情としてはかなり
津野米咲は、赤い公園以外にも、数多くのアーティストに楽曲を提供している。その中から紹介できるやつを紹介していきたい。まずはベイーレイズJAPANの「ビッグ☆スター」。ベイビーレイズがまだ武道館を目指していた頃に提供した楽曲で、作詞・作曲を手がけ
また訃報ネタになってしまうのだけれど、先日亡くなった近藤等則について。特にファンというわけではないのだけれど、エレカシの「東京の空」にゲスト参加していて、それが強烈な印象として深く心に残っている。「東京の空」は、1994年発表のエレカシ7枚
昨日、渋谷陽一のラジオで、ゴードン・ハスケルが亡くなったことを知った。享年74歳。死因は明らかにされていないようだ。キング・クリムゾンの2代目ヴォーカリスト兼ベージズト。ハスケルが1番深く関わったアルバム「リザード」は、メンバーが流動的だっ
赤い公園、津野米咲さんを追悼 ベース藤本ひかり「当たり前すぎて言えなかったけど愛してるよ」https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=54&from=diary&id=6285740この追悼コメントを読んで、ああやっぱり津野米咲は死んでしまったんだな、としみじみ思
津野米咲の訃報を聞いてから、どうにも気分は沈みがちで、未だその事実を受け止めきれないでいる。自殺という報道も出ていて、それが本当なら、なおさらやりきれない。一体何がそこまで彼女を追いこんでしまったのか。いや、自殺と決めつけるのは早計か。原因
懲りずにまた「俺ガイル」ネタです。「俺ガイル」の人気を支えているのは、そのドラマとしての魅力もさることながら、やはり可愛いヒロインの魅力だと思う。いや、恥ずかしながら、本当に久々にアニメのヒロインに惚れこんでしまった。メインのヒロインである
「やはり俺の青春ラブコメはまちがっている」、通称「俺ガイル」。その最終シリーズである「完」が、最終回を迎え、それからもう一月近く経つというのに未だ感動の余韻に浸っている。とにかくハマった。アニメにこんなにハマったのはいつ以来だろう。第1期が
YMOの「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」を購入。いわずと知れたYMOの代表作であり、歴史的名盤とされるアルバムである。以前からずっと買おうと思いつつ、買いそびれていたアルバム。最初に買おうと思ったのは、中学時代、1981年の秋ごろだったと記
前回の日記で宮本について書いたら、そういえばソロ作について書いてなかったことに思い至り、遅まきながら、宮本の初ソロ作「宮本独歩」について書いてみたい。このアルバムの印象を一言でいうと、自由奔放。バンドの縛りから解放された宮本が、自由にやりた
先日放送の「関ジャムSHOW」は、何と宮本浩次特集。これまでにもレキシ、椎名林檎、岡村靖幸など、テレビ番組としてはけっこう挑戦的な「偉業」を成し遂げてきたが、ついに宮本浩次である。やってくれるね、テレ朝。スタジオ出演で10FEETのTAKUMA、スカパラ谷
8月29日(土)、赤い公園の配信ライブを観た。配信ライブを観るのはこれが初めて。現体制になってからの赤い公園のライブを観るのも初めて。だからか、とても新鮮なライブ体験となった。正直最初は、MV動画を観てるのとあまり変わらないような感じもしたのだ
先週の土曜の深夜。いつものようにBAY-FMをかけて伊藤正則の「パワー・ロック・トゥデイ」を聴きながら床についていた。すると、スプリングスティーンの声が聞こえてきた。知らない曲だったけれど、声といい曲調といい、紛れもなくスプリングスティーンだと思
ずいぶんとお待たせしてしまったかもしれません。(誰も待ってねーよ)――と、突っ込みを入れたところで(笑)、赤い公園の新作「THE PAEK」の感想を書きます。2代目ヴォーカリスト・石野理子が加入してから初のフルアルバム。より凄みを増したバンドサウン
キース・ティペットの訃報に接してから、改めてセンティピードに思いを馳せている。センティピードについては以前に日記で書いたけれど、その時に書ききれなかったことを書いてみたい。ジャズとロックの垣根を越えたクロスオーバー・ミュージックであることが