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2020年09月25日23:18

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ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー

YMOの「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」を購入。
いわずと知れたYMOの代表作であり、歴史的名盤とされるアルバムである。
以前からずっと買おうと思いつつ、買いそびれていたアルバム。

最初に買おうと思ったのは、中学時代、1981年の秋ごろだったと記憶する。
当時YMOはまさに人気絶頂といった感じで、その未来的なシンセサウンドに自分もずっかり魅了され、友人に編集してもらったカセットテープをよく聴いていた。
それで自然とYMOのレコードを買う気になっていた。

しかし、「事件」が起こった。
若い男性教師が、授業中の雑談の際にこういったのだ。
「YMOなんて今どき小学生でも聴いてるぞ」
この一言で、いたいけな(?)中学生の自分はYMOを買うのが何か恥ずかしくなってしまい、急遽別のアーティストを買うことにしたのである。
そこで白羽の矢が立ったのが、クラフトワークの「コンピューター・ワールド」。
YMO同様のシンセサウンドは、充分魅力的だった。

しかし、またもや事情が変わった。
そのころ初来日を控えていたウルトラヴォックスの特集をラジオで聴いてしまったのである。
当時CMで流れていて気になっていた「ニュー・ヨーロピアンズ」がウルトラヴォックスであることもその時知った。

そうしてすっかりウルトラヴォックスの虜になってしまった自分は、結局ウルトラヴォックスの「ヴィエナ」を買ったのである。
ちなみに購入した日は、1982年1月26日、火曜日。
何故か未だに憶えている。

――で、この「ヴィエナ」にドはまりしたことが。自分のロックリスナ0人生の始まり、ということになるのだろう。
尤も、当時はロックではなく、あくまでテクノポップとして聴いていたのだけれど。
もしあの時教師の言葉に惑わされずにYMOを買っていたら、その後のリスナー人生は、少し違ったものになっていただろうか。
そんなことを考えながら「ソリッド・ステイト・サヴァイヴァー」を聴いていると、何ともいえず感慨深い気分になる。
すごくなつかしくもあるし、今聴いても全然古くないlことに驚きもする。
これと比べると、「ヴィエナ」の方が古くなっているような気がする。
やっぱりYMOすごいな、と。
よくよく考えたら、ウルトラヴォックスではなく、YMOから自分のロック歴は始まっているともいえる。
そういう意味でも自分にとってのYMOの存在の重みを改めてしみじみと実感した次第です。

――で、紹介するのは、YMOとの出会いの曲。
やっぱり特別な曲です。



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