マイミクさんに教えてもらったことなのだけど、アメリカのローリングストーン誌が選ぶ「2016ベスト・ポップ・アルバム20」の中で、パフュームの「コズミック・エクスプローラー」が16位にランクインしている。http://www.rollingstone.com/music/list
「スマスマ」の最終回、ラストの「世界に1つだけの花」を歌うSMAPを観て、何とも切ない気持ちになった。歌い終えたSMAPの5人は、何も言葉を発することなく、ただ深々と長いお辞儀をした。解散に関しての理由とかいきさつとか、何も具体的には語って
「逃げるは恥だが、役に立つ」、最終回をようやく観た。「真田丸」と違って、文句なしの見事なラスト。今期ではダントツに面白いドラマだったな、と。ただ、第1話の段階では、主人公のみくりがヒラマサとの契約結婚に踏み切る動機づけがちょっと弱い気がして
今年、個人的にすごくショックだったのが、KARAが終わってしまったこと。一応公式には解散ということにはなっていないようだけど、オリジナルメンバーが皆辞めてしまった以上、実質的にKARAは終わった、といわざるを得ない。本当、呆気ない幕切れだっ
最終回は、ちょっと消化不良感が否めなかった。豊臣家の最期はあまりに呆気なさすぎだし、きりとか幸村の家族がどうなったのかが描かれないのも、ちょっと物足りなかった。そういえば千姫の描写もほとんどなかったのも、すごく違和感があった。1番の見せ場と
グレッグ・レイクの訃報は、本当にショックだった。クリムゾンやELPのCDを聴きながら、涙こそ出ないものの、何ともいえないやりきれない気持ちになってしまったりする。自分にとってELPは、グレッグ・レイクのバンドだった。勿論ELPサウンドの立役
欅坂46の新曲「二人セゾン」にやられた。悔しいけど(?)すごくいい曲。これまでの曲のメッセージ・ソング志向を胡散臭く感じていた者としては、参りました、という感じ。先日のMステでのパフォーマンスもなかなか見事で、欅坂、マジですごいかも。確かに
宇多田ヒカルの新作「Fantome」にハマっている。ブランクを全く感じさせない傑作。だからか(?)帰ってきたぜ、みたいな祝祭感(?)はほぼ皆無。驚くほど淡々とした内容で、しっとりと聴かせるアルバムである。何といっても音数が少ない。多分これまでで1
先日ラジオで聴いて一発で虜になった曲。pacificの「barnoon hill」。80年代後半のイギリスのバンドということで、全然知らないなあと思ったら、シングル2枚しか出してないらしい。そんなマイナーな存在ながらも、この曲は、本当に素晴らしい。ニューウェ
Coccoの新作「アダンバレエ」をようやく聴いた。音楽的に特に目新しい要素は見当たらないけれど、音像の印象がちょっと変わったかな。一言でいうと、バンドサウンド感が強く出ている。Coccoというよりは「Coccoバンド」の作品、みたいな。実際のところはわか
先日ラジオで聴いてけっこうな衝撃を受けたのが、メゾン・ブック・ガール。アイドル版現代音楽、といわれているらしい。確かにアイドル・ポップ的な要素はほとんどなく、ちょっと実験的で先鋭的なポップ・ミュージックが志向されている印象。音楽的なクオリテ
コリーヌ・ベイリー・レイの6年ぶりの新作「ザ・ハート・スピークス・イン・ウィスパーズ」。前作の「あの日の海」も素晴らしい傑作だったが、今作も6年待ったかいのある素晴らしい作品で、負けず劣らずの傑作。ともかく聴きごたえのあるアルバムだ。1曲1
最も好きなドラマーの1人、ビル・ブルーフォード(つい「ブラッフォード」と書いてしまいそうになる)が、1977年に発表したアルバムが「フィールズ・グッド・トゥ・ミー」。ずっと欲しいと思っていて、でも輸入盤でリマスターもされていなかったから、リ
Buno!の新曲「ソラシド〜ねえねえ〜」が、いい。いわゆる応援ソングなのだけど、肩肘の張っていない、等身大のメッセージが、すごく心地いい。欅坂46のメッセージ・ソングに胡散臭さを禁じ得ない身としては、これこそアイドルの正しきメッセージ・ソングと
1980年に発表されたロキシー・ミュージックの「フレッシュ・アンド・ブラッド」。「アヴァロン」と並んで、当時本当によく聴いたアルバム。当時は勿論レコードでした(笑)それを最近やっとCDで入手した。ちょっと時間がかかりすぎたけど、聴けなかった
先日、ラジオで加藤ひさしが、松田聖子の「白いパラソル」とAKB48の「恋するフォーチュンクッキー」を比較して面白いことをいっていた。「白いパラソル」には松田聖子が歌うからこその魅力があり、対して「フォーチュンクッキー」には、誰が歌ってもOK
「シン・ゴジラ」を再度鑑賞。改めて感動に打ち震え、やっぱりすごい映画だな、と。というか、また観たい。リピーターが多いという話も頷ける。今回は前回品切れだったパンフレットをゲットできたのも嬉しかった。――で、そのパンフで竹野内豊のコメントにハ
24時間テレビを「感動ポルノ」と痛烈批判 NHK障害者番組バリバラに絶賛の声http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=58&from=diary&id=4166268この記事で「感動ポルノ」という言葉を初めて知った。もともと24時間テレビは嫌いで、もう何十年もまともに
ジェフ・ベック、6年ぶりの新作「ラウド・ヘイラー」がすごい。確かもう70歳は越えているはずだけど、レイドバック感ゼロの、瑞々しくもパワフルな音。まあ、新作が出る度、同じような感想をもつのだけれど、今作はいつにも増してインパクト大。まずは、ア
「シン・ゴジラ」、最高だった。歴代ゴジラへのオマージュを捧げつつも、現在形のリアルな怪獣映画になっていて、自分はこういう怪獣映画が観たかったという怪獣映画の理想形がついに具現化された、と激しく感動。というか、「平成ガメラ」を超えた、怪獣映画
レディオヘッドの新作「ア・ムーン・シェイプト・プール」。これがもう素晴らしい。エレクトロニックな前作とは打って変わって、ピアノ、ギター、ストリングスといった生楽器の音がアルバムの主調音となっている。生楽器というと、柔らかくて温かみのある音が
あのプリンスに「完璧」といわせ、エリカ・バドゥやロバート・グラスパーも大絶賛の、超注目株の新人、女性3人のグループなのに、何故か「キング」。2011年にシングルでデビューしてから、まさに満を持して今年ファースト・アルバムが発表され、タイトル
ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬のソロ第3弾「にじむ残響、バザールの夢」。そのうち買おうと思っていた中川敬のソロを、3枚目にしてようやく購入。弾き語りを基調としたアコースティックな仕上がりは、多くの楽器を使い、緻密なアレンジで聴かせるソウ
椹木野衣の「太陽と爆発」で興味深く思ったことの1つが、岡本太郎の日本文化に対する視線だった。岡本太郎は、そもそも日本には芸術がない、という。近代以降西洋から輸入され、お上から押し付けられたものに過ぎない、と。実は近代以前も同じで、京都奈良に
6/16(木)、ZEPP ダイバーシティ東京にて、赤い公園のツアー・ファイナル公演を観た。赤い公園のライブを観るのは、約1年半ぶり。なので、すごく楽しみにしていたのだが、残念ながら、前回ほど良くはなかった。原因は、演奏というよりは、おそらく音響の
「ガルム・ウォーズ」を観る。 これが、期待していた以上に良かった。 押井守は実写よりも断然アニメだと思っていたが、これだけのクオリティのものを見せられると、実写全然OK、という感じ。 まあ、アニメ風の実写ではあるんだけれど。こういう異世界ファ
オバマ大統領の広島訪問について、あれこれ考えている。全部観たわけじゃいけど、スピーチは確かに感動的だった。大統領の「本気」がしっかりと伝わってきた。あえて謝罪を求めなかった政府や被爆者の姿も良かったと思う。でも、本当にこれでいいのだろうか、
パフュームの最新作「COSMIC EXPLORER」は、「トライアングル」以来の傑作。ともかく曲が粒揃いで、サウンドも全体的に研ぎ澄まされ、まさに「宇宙的」にスケール・アップしたような印象。特にミドル・テンポで重たいビートを刻むタイトル・チューンは、テク
キング・クリムゾンのファンとしては、「クリムゾン」という単語には、どうしたって敏感になる。映画とか小説で「クリムゾン」とついていたりすると、その言葉を使うことの意味がわかってるんだろうな、と作者を問い詰めたい気分に駆られたりもする。とにかく