鬼あざみ鬼のみ風に吹かれをり 「鳥子」より。沖積社刊の攝津幸彦全句集の箱に記されて句でもある。初期の代表作となるのだろう。 句意は字義通りに取れば、鬼は吹かれ、あざみは不動となるが、そこは書かれていない。強者と思える鬼が風に迷い漂い、弱
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