昨日は、(毎月一回行こうと決めている)新宿救護センター
http://www.jsma.jp/のお手伝いの日でした。
新宿救護センターは困っている人達の力になれる場所であると共に、僕にとっては、とても素敵な人達と引き合わせてくれる場所でもあります。
昨日もまた、とても素敵な人と出会う事が出来ました。
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土曜日に行われた「むすびめくんプロジェクト」というイベント
http://musubime.mailpaint.com/kabukicho/index.html には、偶然、以前からの知り合いであったピアニストの松浦美佳さん
http://mika-m.net/japanese/info も出演されていました。
今回のイベントの目的は、人と人、人とものをむすびつけるというものでした。
もし、ものに心があればどのような気持ちでいるのか?
それをアートで表現するというものでもありました。
松浦美佳さんは、モノやヒトから音楽が聴こえるという能力があり、今回のイベントに参加してくれる事になりました。
イベント当日、イベントを見に来ていた一人のホームレスらしき男性から一つの音楽がつくられました。
松浦さんはその男性に近づき、5秒位その男性を見つめた後、おもむろにピアノの演奏を始めました。
ピアノから奏でられたその音楽は、とてもやさしく、その男性はもとより、会場にいる人全てが驚きに包まれるような、それでいて優しい温かい気持ちになれるような音楽でした。(その男性から漂う雰囲気は、まさにその曲のようでもありました。)
その曲を聴いた男性は、ビックリしたような、恥ずかしそうな表情をしながらも、とても嬉しそうな顔をしていました。
モノをみて、そのモノから聞える音楽を奏でる。
人をみて、その人から聞える音楽を奏でる。
(人をみて、その人に贈る音楽を奏でる事も出来るそうです。)
それが、松浦さんの持っている力だそうです。
イベント終了後、その人から聞える音楽をその人に届ける活動が(その人の為のCDをその場で製作するなど)出来るればいいのにという話しをみんなでしていました。
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