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2026年08月26日20:15

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【読書】 最近読んだ本 備忘禄 (復活!) 2

8/23の続きで、今回は小説以外を5点。もちろん、この2日間で読んだ本ではなく、過去数か月からのピックアップである。

●「いくつもの武蔵野へ」 (岩波書店)

武蔵野といえば、東京三多摩のうちの北多摩と埼玉県南部のあたりをさす広域地名であり、国木田独歩の「武蔵野」もあって、あるイメージがある。それは雑木林や原っぱのある郊外風景であろう。そんな武蔵野を、著者の幼い日の原風景をたどり、いろいろな文学作品に描かれる武蔵野を拾い、さらにジブリのアニメにも言及する。現在の武蔵野は、他と変わらぬただの東京の郊外のようではあるが、注意深く見ると「武蔵野」を見つけることができると思う。


●「カップ焼きそばの謎」 (塩崎省吾著、ハヤカワ新書)

カップ麺市場では、ラーメン以上の人気といわれるカップ焼きそば。さまざまな商品があふれており、それぞれ特徴がある。各メーカも熾烈なシェア争いに勝つために、創意工夫を凝らしている。カップ焼きそばはエビスカップ焼きそばに始まり、ペヤングが角型容器で市場を席巻、そこにUFOが殴り込みをかける。そこに一平ちゃんが加わって三強時代へとなっていく。それ以外にも地味に安定した販売を続けている商品もあり、相変わらずカップ焼きそば市場は賑やかだ。この本を読んだあと、近所のスーパーで何種類か買って食べ比べをしてしまった。


●「疑う科学者」 (池内了著、KTC中央出版)

宇宙物理学者である著者による、宇宙や生物に関する広いテーマについての、科学者視点での疑問を投げかける一冊である。科学というととかく人々は妄信しがちだが、本当にそれは正しいのかを振り返り、科学者としてどう社会と向き合っていくべきかを問うような内容である。日常生活におけるちょっとした疑問から、宇宙に関する謎まで、疑ってみるべきものはいくらでもある。それまで常識だったものが、ある時点から非常識になることだってあるのだ。科学や技術に携わる人なら読んで損はない本だと思う。


●「つくばエクスプレスと沿線の実力」 (鼠入昌史著、交通新聞社)

首都圏新都市鉄道常磐新線、通称「つくばエクスプレス」の話である。常磐線の混雑緩和を目的に計画されたが、国鉄民営化後のJR東日本は引き受けを拒否したため、第三セクターで運営することとなった。また、当初の混雑緩和から沿線の発展へと主目的もシフトした。しかし、結果として沿線発展に大いに資することとなった。各駅周辺の景色は激変し、つくばも完全に東京通勤圏内になった。現在もまだ発展の余地はあるようである。


●「ヤバい日本の住所」 (河合太郎著、幻冬舎新書)

日本の住所表記はとにかくややこしい。住所には階層構造があるのだが、そもそもその構造が単純ではない。さらに、町、大字、字、丁目や、そのあとの番地あたりになってくると複雑すぎて訳が分からない。京都のように独特の住所になると、他地域の人にはお手上げだ。表記方法もかなり揺らぎがあり、ハイフンを使って表したり、「の」でつなげたり...。もともと、「住所なんて簡単にデジタル化して整理できるだろ」という声に、「そんなわけあるか!」というのが執筆のきっかけということである。

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以降の読書備忘禄は、以前のペースに戻す予定。
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