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2026年01月12日20:31

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【音楽】 東京交響楽団ニューイヤー・コンサート2026

今日は成人の日で、晴れ着姿の女性をよく見かける一日だったが、とっくに成人を過ぎた自分には関係なく、横浜にコンサートに行った。東京交響楽団のニューイヤーコンサートで、これに行かないと1年が始まらないという、毎年の個人的恒例行事である。

プログラムは次のとおりである。

 ・ウェーバー:歌劇「魔弾の射手」序曲
 ・ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番
 ・ドヴォルザーク:交響曲第9番「新世界より」

   指揮:ユベール・スダーン/ピアノ:小山実稚恵
   会場:横浜みなとみらいホール (14:00 開演)

このニューイヤーコンサートはずっと秋山和慶氏が指揮をしていたが、昨年は急遽代役の指揮者となり、今年からはユベール・スダーンが指揮するようだ。改めて秋山氏のご冥福をお祈りしたい。

さて、プログラムは最初に短めの曲を演奏したあと、ピアノ協奏曲と「新世界より」ということで、構成は以前と変わりない。まずは「魔弾の射手」序曲だが、この曲が東響のニューイヤーに登場するのは初めてだろうか。歌劇全体をきちんと通して聴いたことはないのに序曲だけはよく知っているという典型だが、歌劇の序曲というのは本編のストーリーの要素をギュッと詰め込んだものである。荘重な雰囲気に始まり、ホルンによる有名な旋律を経て、いろいろと展開していく。順調な新生ニューイヤーコンサートの幕開けだ。

続いてはラフマニノフの協奏曲第2番である。ピアニストの小山実稚恵にとっても、十八番中の十八番の曲であろう。安心して演奏に身を委ねることができる。冒頭の和音連打をやや強く鳴らしたあとは、オーケストラの素敵な旋律と絡んで軽やかに進んでいく。美しいメロディーの協奏曲の代表のような曲なのに最後がドンドコドンで終わるのも、私は結構好きだったりする。

このあとはソリスト・アンコールだ。いつもとおりショパンの夜想曲かなと思っていたら、今回は協奏曲に合わせたのか、ラフマニノフの前奏曲だった。作品32-5のト長調の前奏曲だ。このあと再びピアノの前に座ったので会場が少し沸いた。やはり、ショパンの夜想曲第2番は欠かせないのか、2曲目のアンコール演奏だ。テンポを崩さずにきっちりと弾くのが好ましい。ソリスト・アンコールが2曲もあったのは珍しいかもしれない。

休憩のあとは「新世界より」だ。毎年1回以上は必ず聴いていることになるが、何度聴いても飽きないのである。今回のスダーン指揮による演奏は、キレキレの「新世界より」であった。ティンパニがかなり強く叩かれるところもあり、それだけでも新鮮に聞こえて、なかなか面白かった。

終演後の演奏者を順番に立たせるという儀式(?)のあと、拍手の中いきなり小太鼓が鳴り出す。その瞬間に会場の拍手が手拍子に変わる。お約束のアンコール曲、ヨハン・シュトラウス(父)の「ラデツキー行進曲」だ。これはウィーンフィルのニューイヤーに倣ったものだろう。指揮者も慌ててステージに戻るが、演奏中はほとんど客席を向いて、手拍子を「指揮」していた。最後も盛り上がって、演奏会を終えた。

というわけで、今年も演奏会に行っていろいろな曲を聴いていきたい。
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