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2025年10月22日19:01

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「ワン・バトル・アフター・アナザー」

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かつては世を騒がせた革命家だったが、いまは平凡で冴えない日々を過ごすボブ(レオナルド・ディカプリオ)。そんな彼の大切なひとり娘ウィラが、とある理由から命を狙われることとなってしまう。娘を守るため、次から次へと現れる刺客たちとの戦いに身を投じるボブだが、無慈悲な軍人のロックジョー(ショーン・ぺン)が異常な執着心でウィラを狙い、父娘を追い詰めていく〜(映画comより)

鬼才ポール・トーマス・アンダーソン監督の本作、スピルバーグ監督が3回観たというので、楽しみにしていました。
難民問題、人種差別、社会分断など厳しい問題もてんこ盛りです。
しかし、ドジだが娘を愛する元テロリストのボブ、どこまでも変態な白人至上主義の軍人ロックジョー、浮世離れしているようだがボブ親子を守ってくれる格闘家「センセイ」(ベニチオ・デル・トロ)などユニークなキャラクターが出て来て、息を継ぐヒマもなく話が展開するので、3時間弱の長尺に退屈する暇がない。

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なんといっても、ボブ(ディカプリオ)のカッコ悪さに笑える。
何処に行っても携帯の充電先を探しているし、大事なパスワードは忘れるし、ここぞという所で走る車から跳び降りれないし、追っ手に追われて若者に続いてビルからビルに飛び移ろうとしたら自分だけ落っこちる。
娘のウィラを助けようと必死なのだが、そのドタバタの空回りがなんとも面白いのです。

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ショーン・ペンの軍人の変態ぶりもお見事。
「浄化」「混血」「雑種」といった言葉を連発する、白人至上主義の「クリスマス・アドベンチャー・クラブ」に入るのが、彼の切なる夢。
「評決のとき」や「ミシシッピー・バーニング」などで、あの白い三角頭巾を被った白人至上主義団体
KKK(クー・クラックス・クラン)を見ましたが、ああした団体は現代アメリカに今も存続しているのでしょうか?

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あのスキー場のように起伏のある丘で、三台の車がジェットコースターのように疾走するカーチェイスシーンは圧巻でした。
そして、寡黙でいかつく何も喋らないが、最終的には自分の命と引き換えにウィラを助けた、下請けの殺し屋アヴァンティQに、私も救われました。
このどうしようもなく下品な、four letter wordsばかり連発する暴力映画で、ドジなボブの娘への愛情以外にも人間の良心を見せてくれたと。

公式HP https://wwws.warnerbros.co.jp/onebattlemovie/index.html
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