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2025年10月02日16:06

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「ファンファーレ!ふたつの音」

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〜世界中を飛び回るスター指揮者ティボ。ある日、白血病と診断されたティポはドナーを探す中で、自分が養子であること、そして生き別れた弟・ジミーがいることを知る。ジミーは、かつて炭鉱で栄えた寂れた町の食堂で働きながら、仲間と結成した吹奏楽団を唯一の楽しみに暮らしていた。育った環境も性格もまったく異なるティボとジミーだったが、ティボはジミーに類まれな音楽の才能を見いだす。兄弟でありながらも異なる運命を歩んできた2人。ティボはその不公平を正そうと、弟のジミーを何がなんでも応援することを決意する〜<映画.comより>

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幼い時に別々の養親に引き取られた兄弟。
兄は裕福な家で音楽教育を受け、世界的な指揮者に。
弟は炭鉱町の貧しい家で育ち、学食で働きながら地元のオンボロ楽団でトロンボーンを吹いていた。
その二人が、兄の白血病のドナー探しで初めて出逢い、そこから始まる物語。

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面白かったです。
画面が次々と思いもかけない方向に展開し、次に何が起きるのか予測できない。
兄ティボはすべてを手に入れた人生かと思いきや、恐ろしい病魔に襲われる。
弟ジミーは兄の成功を喜びながらも、割り切れない思いを捨てきれない。
兄弟がようやく打ち解け、お互いに好きな音楽で共鳴し合う姿は美しいが、現実は甘くない。
ジミーが兄に励まされ、その気になって挑んだトロンボーンのオーディションの結果は!?
ティボが忙しい中を縫って指導し、地元の楽団みんなで頑張ったコンサートの結果は!?
地元の工場は閉鎖となり、多くの仲間が職を失い、楽団自体も消滅の危機に。
「お前だけが当たりくじを引きやがって!」という、ジミーの台詞が悲しい。

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しかし、そうした厳しい現実の中にあっても、人と人とが繋がり、愛し合う姿は素晴らしく、美しい音楽はそこに力を与えてくれます。
あのラストには素直に感動しました。
エマニュエル・クールコル監督のインタビュー記事によると、あの終わり方にするのは結構早い段階で決めていたのだそうです。
”兄弟の一体感、2つの楽団の一体感、それが音楽によってもたらされる、その楽曲がラヴェルのボレロだった”と。
観終わって暫く、ボレロのフレーズが頭の中で鳴り響いていました。
英題は「The Marching Band」 ☆4

公式HP https://movies.shochiku.co.jp/enfanfare/
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