mixiユーザー(id:12784286)

2024年08月17日21:43

104 view

【音楽】 マタイ受難曲公演 @文京シビックホール

昨日の台風7号も、自宅の川崎市内は拍子抜けするほどで、雨が降って涼しくなってよかったなという程度だったが、台風一過の猛暑はきちんとやってきた。そんな猛暑の中、文京区に出かけた。「マタイ受難曲公演」を聴きにいくためだ。

・J.S.バッハ:マタイ受難曲

  指揮:小田透
  福音史家:櫻田亮/イエス:浦野智行
  ソプラノ:隠岐彩夏/アルト:高橋ちはる/バス:杉浦隆大
  ヴィオラ・ダ・ガンバ:なかやまはるみ
  管弦楽:マーキュリー・バッハ・アカデミー
  合唱:ソニー・フィルハーモニック合唱団/白百合女子大学セントポール・クワイア

  会場:文京シビックホール (12:30 開演)

自他ともに認めるバッハ・オタク集団のマーキュリー・バッハ・アカデミーと、ソニー・フィルハーモニック合唱団がバッハの大曲「マタイ受難曲」に挑むのである。バッハ・アカデミーのメンバーより直接招待を受けたので、聴きに行くことにしたのである。私はどちらかというと近現代の作品を聴く方が多いが、たまにはバッハも聴きたいと思う。しかも「マタイ受難曲」とは、これは心して聴かなければなるまい。生で聴くのは初めてだ。会場は地下鉄の駅から直結なので、炎天下を歩かなくて済むのがよい。

時間になって演奏が始まった。「プロのソリストがすごくて、とにかく世界レベルで素晴らしい方」と、誘ってくれたメンバーも事前に力説していたが、それだけでなく、オーケストラも合唱も含めて素晴らしいだろうということは予想出来ていた。それほどバッハに対する思い入れは強い人たちなのである。事前情報に違わず、ソリストたちはどの方も素晴らしかった。イエスを歌った浦野さんは、12年前に「ヨハネ受難曲」を演奏した時と同じ人かな。その時も見た目からして雰囲気が合っていると思ったのだが、今回もそうだった。福音史家を歌う櫻田さんの柔らかい声や、バスの杉浦さんの大迫力の声量など、それぞれの魅力が感じられた。

それを支えるオーケストラもさすがである。アリアやレチタティーヴォでは聴きどころも多く、場面場面でいろいろな楽器がソロで伴奏するところなど、フルートだったりオーボエだったり、ヴァイオリンだったり、どれも聴き入ってしまう。普段は聴く機会のすくないヴィオラ・ダ・ガンバのソロも聴けた。CDで聴いただけでは、なかなか分かりにくいところも、生で目の前で演奏されるとよく分かるのである。今回招待してくれた人は、レチタティーヴォと絡む通奏低音で大活躍だった。

個人的にはキリスト教には無縁だが、この曲を聴くと、そういったこととは関係なく、もっと次元の高いところで何か迫ってくるような気がするのだ。3時間を超える演奏時間のこの曲が、全く退屈することなくじっくりと聴けたのは、やはり演奏が素晴らしかったことが大きいと思う。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年08月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031