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2024年05月22日20:30

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ストロング小林さん追悼(694)

80年新日本プロレス「MSGタッグ・リーグ戦」は東海地方へ。第9戦、11月30日、愛知県岡崎市体育館(観衆3,400人満員発表)大会。

ストロング小林はメインイベントに出場、猪木&木戸修とトリオを結成しスタン・ハンセン&ハルク・ホーガン&レネ・グレイ組と6人タッグマッチで対戦、グレイはハンセン&ホーガンとは一応敵対している立場にはなりますが、そこは公式戦がない日のカードだけに呉越同舟ということになりました。

1本目は6分15秒、木戸がグレイを逆さ押さえ込み、2本目は3分53秒、グレイが木戸を首固め、決勝の3本目は4分59秒にハンセンがS小林を体固めで破り、ハンセン&ホーガン&グレイ組が2−1で快勝しています。猪木は勝敗には絡めませんでした。

セミファイナルは公式戦(公式戦は全て45分1本勝負)、長州力&星野勘太郎組がタイガー・ジェット・シン&上田馬之助組と対戦、6分8秒、シン&上田組の暴走による反則負けとなり長州&星野組がラッキーな白星をゲットし9点、シン&上田組は自滅して15点。

セミ前も公式戦で藤波辰巳&木村健吾組とバッドニュース・アレン&ウィリエム・ルスカ組と対戦、12分27秒、木村健がアレンを回転エビ固めでフォールし2勝目で10点、アレン&ルスカ組は5点。

坂口征二とアンドレ・ザ・ジャイアントのシングルマッチ30分1本勝負は4分25秒、体固めでアンドレのフォール勝ち、ザ・ハングマンは永源遙を9分14秒、ネックハンギング・ツリー(絞首吊り)でギブアップさせました。

ジョニー・パワーズは藤原喜明を8分3秒、足8の字固め(パワーズロック)で破り、オックス・ベーカーは平田淳二を4分34秒、体固めで撃破しました。

第10戦、12月1日、愛知県体育館(観衆9,800人超満員発表)大会。WWFヘビー級王者ボブ・バックランドはこの日から参戦、メインイベントで猪木との「帝王タッグ」を結成し、公式戦でいきなりスタン・ハンセン&ハルク・ホーガン組と対戦。

優勝の最有力候補チーム同士の一戦は互角の展開となり、19分58秒、両チームリングアウトの引き分けとなり、猪木&バックランド組は2点でスタート、ハンセン&ホーガン組は23点となりました。

セミ前はスペシャルタッグマッチ45分1本勝負、アンドレ&ハングマン組とシン&上田組の公式戦外での対戦、アンドレとシンは初対戦、僅か5分55秒、アンドレがヒッププレスからの体固めで上田を倒しました。アンドレ&ハングマン組は「シン&上田組、与し易し」と思ったしょうが…。

坂口&S小林組とアレン&ルスカ組の公式戦は13分5秒、S小林がアレンを体固めで破り、2勝目の10点、アレン&ルスカ組は5点。

藤波はパワーズを9分24秒、エビ固めで破り、長州はグレイを7分4秒、サソリ固めで撃破、ベーカーは永源を4分23秒、エビ固めで降しています。

木村健は藤原に12分50秒、回転エビ固めでフォール勝ち、木戸はジョージ高野を8分32秒、体固めで破りました。

第11戦は都内に戻って12月2日、旗揚げの地大田区体育館(観衆3,700人発表)大会。

メインイベントは公式戦、猪木&バックランド組がパワーズ&ベーカー組の一戦、僅か3分57秒、バックランドがハイアングル・アトミックドロップからの体固めでベーカーを破り、猪木&バックランド組は7点、パワーズ&ベーカー組は全敗街道まっしぐらの0点。

セミファイナルも公式戦、藤波&木村健組とハンセン&ホーガン組が激突、9分35秒、ハンセンがウェスタン・ラリアートから木村健を体固めでフォールし28点。藤波&木村健組は10点。

セミ前にはシングル初対決となるアンドレとシンの夢のシングルマッチ45分1本勝負。先にリングに上がってきたシン、後から入ってきたアンドレをターバンを持って牽制、シンのセコンドには上田、上田に気を取られている隙にシンが背後からターバンで首絞め。だが流石アンドレ、力で外してシンのターバンを奪い取ります。場外に逃げるシン。

追ってきたアンドレに場外で凶器打ちの連打、リングに転がって上がったアンドレにコブラクロー、しかしシンの攻勢もここまで。アンドレはヘッドバット、倒れたシンにチンロックからココナッツ・クラッシュ、カウンターの18文キック。

再び場外に逃れるシン、上田が別方向からエプロンまで上がって来た、アンドレは上田を捕まえてヘッドバット、しかしシンは再びアンドレの背後に回ると凶器を持ってのパンチ連打。2分55秒、シンの反則負けとなりました。

S小林は上田とシングルマッチ30分1本勝負で対戦しましたが9分21秒、片エビ固めでフォール負け。坂口はハングマンを8分14秒、逆片エビ固めでギブアップさせました。

長州&藤原組vsアレン&ルスカ組は12分49秒、アレンが藤原を体固め、グレイは平田淳二に8分24秒、体固めでフォール勝ちしています。

第13戦は再び東海地方へ。12月3日、三重県松阪市総合体育館(観衆4,000人超満員発表)大会。メインイベントは公式戦、猪木&バックランド組が、アンドレ&ハングマン組と対戦し14分36秒、両チームリングアウトの引き分け。猪木&バックランド組は9点、アンドレ&ハングマン組は24点となりました。

S小林はセミファイナルに登場、公式戦で坂口と組んで因縁のシン&上田組と対戦、北米タッグ、新日版アジア・タッグの両王座を巡って抗争を展開していた両チーム。8分40秒、シンが坂口にリングアウト勝ちをせしめ、シン&上田組は19点、坂口&S小林組は10点。

セミ前の公式戦、マニア好みの異色対決、アレン&ルスカ組とパワーズ&ベーカー組の対戦、映像が残っていれば本当に見てみたい試合ですが、不振続きでただでさえ即席タッグのパワーズ&ベーカー組のコンビネーションはギクシャクしたものになり、9分5秒、アレンがベーカーを体固め。

アレン&ベーカー組は10点、パワーズ&ベーカー組は0点で、成績不振からこの日を最後にリーグ戦を棄権、途中帰国させられています。残りの対戦チームは不戦勝が与えられました。

ハンセンは藤波を2分37秒、体固めで破り、ホーガンは長州を2分35秒、体固めで撃破。木戸はグレイに9分13秒、体固めでフォール勝ち、木村健と星野は20分時間切れ引き分けとなっています。
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