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2024年04月05日00:11

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イザヤ14:28-32

【イザヤ14:28-32 ペリシテの苦悩】
この部分には,ペリシテに下された滅びの判決について書かれている。イザヤは存命中にこの出来事を目撃している。ペリシテ人とは,イスラエルがヨシュアの指揮の下に征服した国に住んでいたカナン人である。このペリシテ人は長い間イスラエルの敵であり,両国間の戦いは何世紀も続いていた。その領土はやがて聖地となり,ユダあるいはユダヤと呼ばれ,ローマがエルサレムを攻め落とすまで続いた。ローマは,ユダヤ人にエルサレムが統治権をすでになくしていることを教え込むために,その名前をパレスチナと変更した。ペリシテのラテン語形である。現代のユダヤ人は,その起源と意味から,自分たちの国土がパレスチナと呼ばれることを好まない。
『聖書』の中ではラテン語形を用い,「パレスチナ」と呼んでいるが,その意味はペリシテ人のことであって,現在の用法で言うパレスチナという意味ではない。
アッスリヤ王テグラテピレセルはユダの王アハズと同盟を結んでいたにもかかわらず,アハズ王が死んだころペリシテを攻め落とした。イスラエルはペリシテ人から常に憎まれ,虐げられていたが,主の民はその地に定着した。同様にシオンが築かれるときには,その敵は皆(バビロン,アッスリヤ,ペリシテなど)シオンを覆す力もなく,攻め落とされてしまうことであろう。
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