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2024年05月14日00:01

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イザヤ28:14-15

【イザヤ28:14-15 ユダはどのようにして「死と契約をなし,陰府と協定を結んだ」のか】
「預言者イザヤはエルサレムの支配者たちに立ち向かうに当たって,彼らの政策や振る舞いは必ず崩壊を引き起こすことになると主張していた。このときの過ちは,支配者たちが保護と引き換えに,自分たちの神ではない神や神々に仕えるという聖約を故意に結んだことである。ここで言われている死,すなわちマウェスとは,地獄,言い換えればシェオルあるいは陰府の神のことである。恐らく,カナン人の地獄の神であるモトを指しているのではないだろうか。あるいはエジプトのオシリスのことかもしれない。預言者たちは異国の神々のことを指して,よくうそとか偽りなどという表現を用いている(アモス2:4;エレミヤ10:14参照)。支配者たちが引き起こしたこの混乱とは対照的に,イザヤは,自分たちの神を信じる信仰こそがシオンの安全のための唯一の確固たる基であり,またその神の公平と正義に頼らなければ苦難に耐える建物を建てることはできない,と断言している。恐ろしさのあまり,さらにほかの神々を礼拝することによって自らの安全を求めてきた人々は,ヤーウェの定められた滅びの律法に従って恐ろしい経験をすることになる。」(『インタープリターズ•バイブル』5:317)
もちろん,この表現は霊的な意味を含んでいるとも考えられる。イスラエルは死と契約を交わした。それは死こそ「罪の支払う報酬」にほかならないからである(ローマ6:23)。
近代のみなぎりあふれる災いに関する聖句については,教義と聖約29:17-19;45:31;84:96-97;97:22-26;105:15を参照する。
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