mixiユーザー(id:5501094)

2023年08月03日14:46

57 view

すべての言葉は通り過ぎてゆく第119回



西暦2023年文月蝶人狂言綺語&バガテル―そんな私のここだけの話第418回

『ミロより優しく、ゴッホより激しく、ピカソより純真〜佐々木眞詩歌全集』の音符の表紙は、自閉症の長男が小学生のときに描いた原画を、次男が油彩で再現したもの。長男によればあれは嬰ト短調。自分でも「好きな曲」だそうです。7/1

『佐々木眞詩歌全集』の制作に大いなる霊感を与えてくれた横須賀を訪ね、「岸本歯科」の岸本先生に謹んで献本し、「閑雲」で天蕎麦のランチをしたあと、神奈川歯科大のキャンパスでジャカランタの花を見に行ったのだが、生憎今年は既に終わったあとだった。7/2

去年の夏にも感じたことだが、こんな暑さに堪えて生き延びることができるだろうか。まっこと心もとないことじゃ。7/3

マイナカードの本質は、専制国家が民草の生首に紐付けして、口座の出入り、健康状態はもちろんありとあらゆる個人情報をデジタル管理し、生殺与奪の奴隷状態に置くことにあり、その典型が習近平による中国新疆ウイグル自治区の住民支配である。7/4

立憲民主党の諸悪の根源は、与党に反抗しない、できない右翼国民党の廻し者を党首に祭り上げたことにある。極右の明治「維新」に体よく利用されて使い捨てられ、「ボクちゃんどうしていいかわからない」とエンエン泣いている。こんなことなら、枝野選手の方が百層倍もマシだったずら。7/5

昔から「人の噂も75日」というたものだが、いまや1カ月も経てば、すべて忘れ去られる。「広島サミット」なんか覚えてる人、いたら手をあげて。7/6

イラストレーターの方から拙書を面白く読了した、とのお便りを頂いた。はじめはパラパラ拾い読みをしていたが次第に引き込まれ、気がつくと最後の頁まで読んでしまった、一番感動したのは「家族の会話」だった、とあったが、こういうのを作者冥利に尽きるというのだろうなあ。7/7

古代ギリシアの古典期における覇権を争って民主的リベラル派のアテナイと専制的武断派のスパルタは、単独で、あるいは徒党を組んで何度も戦争したが、結局いずれも力を失い、マケドニア王国の前に屈服していく。7/8
いまロシアがウクライナを侵略し、米中が覇権を競い、令和邪馬台国が奴婢の鎖を舐め舐め自瀆しているが、恐らく1世紀も経たない間にこれらの有象無象は悉く権力を失い、どこかの新興国が地上の最強国として君臨しているのだろう。地球が潰れない限り、だが。7/9

それはさておき、昭和43年7月30日再版の角川文庫(6ポで640頁!)で、高見順の『昭和文学盛衰史』を読んでいたら、この重宝な「それはさておき」という言葉は、作家の宇野浩二の発明にかかる新造語だと書いてあったが、それはおそらく謬見で、明治後期迄遡るのではなかろうか。7/10

我が国の九州地方の集中豪雨だけではない。最近は世界中で気象異常が頻発しているが、その原因は地球温暖化である。ウクライナを侵略したり、そのウクライナにクラスター爆弾を供与する考量の前に、全人類が地球温暖化阻止の戦いにその身を投じるべきである。7/11

朝ゴミを出すために近くを歩いただけで、全身が疲労困憊して、もう何をする気も起らない。このどうしようもない国に愛想を尽かされる前に、できればこちらから愛想を尽かしたいものだ。7/12

碌でなし自公維国が、碌でなし共を地獄の果て迄連れていこうとしている。結構な噺じゃないですか。7/13

日米安保条約を破棄し、この国を非武装中立国家として再建すれば、軍事費は激減するからその分税金を減らし、年金、社会福祉に廻すこと。そうすればそれが子育て&少子化対策に繋がってくるのだ。7/14

「一人はみんなのために、みんなは一人のために」というスローガンを初めて知ったのはエイゼンシュタインの「戦艦ポチョムキン」だったが、その後いろんな映画やスポーツでこの言葉に接するたびに、これこそファシズムだと思うようになった。7/15

中也でも子規、漱石でもその代表作選集ばかり読んでいては、彼らの「ほんたう」に巡り合うことはできない。すぐに飽きるし。全集を紐解いて初期の習作や所謂駄作、彼らが油断してつい本音を漏らした談話や断簡零墨を読んでいると、思わずはたと膝を打つことがよくある。7/16

昨日「大河ドラマ」を見たけれど、前見た時と同じで、漫画だったね。脚本家が誰だか知らないけど、ともかく今までの家康や信長とは違う描き方をしよう、と毎回毎回ぐあんばっているようだが、だからといって、それほど面白いドラマに仕上がっているわけではなく、歴史をオモチャにしようとするその了見が、ちと憎たらしく思われる。7//17

ウクライナ軍の反攻作戦は、うまく行っていないようだ。外国からの最新式戦車などの武器・弾薬、支援物資の損耗もさることながら、虎の子の兵士、戦闘員の死亡、負傷によるダメッジが致命的になり、それが長期防衛戦の持続を不可能にすると同時に停戦交渉の開始に繋がるかもしれない。7/18

異次元男が低支持率を回復しようと糞暑い中を中東行脚しているのは政治家として当然のことだと思うが、マイナカードの責任者であるデジタル社会入口男が、どこか海外に逃亡してトンズラしているのは許せないな。7/19

歌人の奥村晃作さんが毎朝ツイッターでアップされる「古今集」、「新古今集」の歌と解釈を拝読していると、平安の歌人は、みな鶯より不如帰の鳴き声を珍重し、朝から晩までその一声を待ち望んでいるが、その暮らしぶりと美意識が、現代の私とあまり変わらないので甚だ興味深い。7/20

いつのまにか国家を乗っ取った親光ドラ息子盗賊団が、私利私欲と権勢保身の夜郎自大を縦にしているので、ここはわしらも一発気合いを入れて、彼奴等を一掃せねばならん、て。7/21

『佐々木眞詩歌全集』には「ミロより優しく、ゴッホより激しく、ピカソより純真」という副題をつけたが、当初案では1972年のゴダール作品で、巻頭詩と同じタイトルの「万事快調」だった。イヴ・モンタンとジェーン・フォンダが主演するTout va bienとは裏腹の“万事不調”映画だが、私はそのパラドックスが気に入っていたのである。7/22

いうたらなんやけど、この「命にかかわる危険な暑さ」をいかにして乗り切るか、それが問題じゃ。7/23

きのう『佐々木眞詩歌全集』632ページを全部読みきったというお便りを頂戴して感謝感激いたしました。大学時代の先輩の方です。ところでおらっちが今読んでいる『街とその不確かな壁』を見たらなんと659ページもあるではないか。やっぱプロの小説家は凄いずら。7/24

不特定多数の誰かれに向かって書かれた作品と、特定の読者、つまり君自身のためだけに書かれた作品との違いについて考えてみよう。7/25

ツイッターのマークを、「鳩」からロシア軍の「×」に変えたイーロン・マスクって、とんでもない阿呆莫迦野郎だな。7/26

余りの暑さに、私の頭はどうかしている。イーロン・マスクが鳩から変えたツイッターの×マークはロシア軍のZではなかったずら。にしても、超碌でもないださいデザインだ。7/27

「健康保険証」ほど医療の現場や、我々の身元確認に役立っているシステムはないのに、問答無用にそれを潰して、不要不急のマイナカードに切り替えようとする支配者。そこに彼奴等の陰険な思惑があると、なんで民草が気づかないのか不思議だ。7/28

生命に危険のある猛暑となんとかモーターの不祥事と女装男の生首が、それほどおもろいのか? それほど御家の一大事なのか? それ以外には異次元男のマイナ保険証と、大谷の二刀流快挙以外なんもないのか? あほくさ。7/29

トニー・ベネットの武道館コンサートを、幼い次男を連れて見物にいったことがあったが、会場は空席が目立ち、期待した「アイレフトマイハートインサンフランシスコ」も別段どうということもなく、隣であくびばっかりしている次男に同感し同情したものだが、あれから随分長く生きたんだね。7/30

2023年の夏は、「地球温暖化」の時代が終わり「地球沸騰化」の時代が始まったエポックとして記憶されるるだろう。7/31

    泥棒は夜中に仕事をするはずが昼間の銀座で時計を盗む 蝶人

6 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2023年08月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031