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2022年11月10日23:19
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二川宿〜本陣、吉田宿〜湊神明社と吉田湊跡��
11/9(水)、車で東三河の二川(ふたがわ)宿に出かけた。
東海道五十三次33番目の宿場、現市制で言えば愛知県豊橋市二川町。
今年6月に行った岩屋観音も二川だ。
以下参。
https:/
その時は宿場町の中をゆっくりする事ができず、またいつか必ず来ようと思っていた。
今回は二川宿の中心である本陣を見学。
1807(文化4)年から1870(明治3)年の本陣廃止迄の約60年間、馬場家がこれを営んでいた。
本陣は平成に入って修復され、資料館と旅籠「清明屋」が併設されている。少し離れたところには商家「駒屋」も復元され、江戸時代の東海道沿いの宿場の風情を味わえる場所になった。
脇本陣は浜松市西区の舞阪町他全国に10ヶ所程現存するようだが、本陣の建物があるのは、全国で草津とこの二川のみだとの事。
何枚か写真を撮ってきた。
大変立派な正面入り口。
玄関内より入り口を見る。
内部間取り概要。
上段の間。
上湯殿。上段の間の客人用。
かまど。
中庭、白壁の建物は資料館。
立派な蔵は瓦等の遺物展示室となっている。
資料館はなかなか充実していて、東海道を中心に五街道だけでなく脇往還(含む姫街道等)の位置付けも示し、これ迄ランダムに歩いてきた道や宿が頭の中で整理された。
そうしたベース下における二川宿の意味、歴史的成り立ちを、具体的な史料･遺物も展示しながら解説していた。
史料は「旅の持ち物」,「食べ歩きと寄り道」,「宿場の賑わい」の各テーマに分類され、我々庶民に理解しやすくなっていた。
浮世絵は歌川広重の《東海道五十三次》含め900点を収蔵している由。
広重の《二川〜猿ケ馬場》は、１つ前の白須賀の宿に近いようだ。
たまたま10/1〜11/13の間は企画展が開催されており、「香川元太郎 城郭原画展〜甦る名城」を観る事ができた。
香川元太郎(1959- )は日本画家、イラストター、絵本画家。創画展で入賞を重ねる。
全国の名城を細密手法で再現した80点は、歴史考証も踏まえたもので、うち何点かは迷路や隠し絵を盛り込んで愉しめる企画になっていた。
下は豊橋の《吉田城》(2021)部分。
画の右端をクローズアップ、豊川が北へ大きく湾曲するところ、その南岸の台地上にあるのが吉田城である。
吉田城には今年5月に出かけた。
以下参。
https:/
香川の絵と見比べてみるのも一興だろう。
14:00頃二川宿を出て、豊橋市街(旧 吉田宿)へ移動。途中で遅い昼食。国道1号線沿いに見つけた手打ちうどん店で、ざるうどんとマグロの漬け丼のランチを食べる。冷えたうどんの喉越しが絶品だった！
次の目的地は豊川沿いにある「湊(みなと)神明社」と「吉田湊跡」である。
(続く)
東海道五十三次33番目の宿場、現市制で言えば愛知県豊橋市二川町。
今年6月に行った岩屋観音も二川だ。
以下参。
https:/
その時は宿場町の中をゆっくりする事ができず、またいつか必ず来ようと思っていた。
今回は二川宿の中心である本陣を見学。
1807(文化4)年から1870(明治3)年の本陣廃止迄の約60年間、馬場家がこれを営んでいた。
本陣は平成に入って修復され、資料館と旅籠「清明屋」が併設されている。少し離れたところには商家「駒屋」も復元され、江戸時代の東海道沿いの宿場の風情を味わえる場所になった。
脇本陣は浜松市西区の舞阪町他全国に10ヶ所程現存するようだが、本陣の建物があるのは、全国で草津とこの二川のみだとの事。
何枚か写真を撮ってきた。
大変立派な正面入り口。
玄関内より入り口を見る。
内部間取り概要。
上段の間。
上湯殿。上段の間の客人用。
かまど。
中庭、白壁の建物は資料館。
立派な蔵は瓦等の遺物展示室となっている。
資料館はなかなか充実していて、東海道を中心に五街道だけでなく脇往還(含む姫街道等)の位置付けも示し、これ迄ランダムに歩いてきた道や宿が頭の中で整理された。
そうしたベース下における二川宿の意味、歴史的成り立ちを、具体的な史料･遺物も展示しながら解説していた。
史料は「旅の持ち物」,「食べ歩きと寄り道」,「宿場の賑わい」の各テーマに分類され、我々庶民に理解しやすくなっていた。
浮世絵は歌川広重の《東海道五十三次》含め900点を収蔵している由。
広重の《二川〜猿ケ馬場》は、１つ前の白須賀の宿に近いようだ。
たまたま10/1〜11/13の間は企画展が開催されており、「香川元太郎 城郭原画展〜甦る名城」を観る事ができた。
香川元太郎(1959- )は日本画家、イラストター、絵本画家。創画展で入賞を重ねる。
全国の名城を細密手法で再現した80点は、歴史考証も踏まえたもので、うち何点かは迷路や隠し絵を盛り込んで愉しめる企画になっていた。
下は豊橋の《吉田城》(2021)部分。
画の右端をクローズアップ、豊川が北へ大きく湾曲するところ、その南岸の台地上にあるのが吉田城である。
吉田城には今年5月に出かけた。
以下参。
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香川の絵と見比べてみるのも一興だろう。
14:00頃二川宿を出て、豊橋市街(旧 吉田宿)へ移動。途中で遅い昼食。国道1号線沿いに見つけた手打ちうどん店で、ざるうどんとマグロの漬け丼のランチを食べる。冷えたうどんの喉越しが絶品だった！
次の目的地は豊川沿いにある「湊(みなと)神明社」と「吉田湊跡」である。
(続く)
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