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2022年03月15日09:19

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西暦2022年弥生蝶人映画劇場その3


闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2805〜09

1)ロバート・レナード監督の「高慢と偏見」
ジェイン・オースティンの原作を1940年にハックスリーの脚本、ロレンス・オリヴィエ、グリア・ガースンのコンビで映画化。山あり谷ありの末に訪れるハピーエンド。なかなか良く出来た映画ずら。

2)ジョン・フォード監督の「静かなる男」
ジョン・ウェインとモーリン・オハラの名コンビで描く1952年のアイルランド喜劇。おらっち、なんとなくヴェルデイのファルスタッフを思い出したずら。それにしてもかの国では、なんでそれほど嫁の持参金が大事なのかねえ。クライマックスでウェインと嫁の父親が殴り合いを演じるが、ボクサー時代に相手を撲殺したことのあるウェインが、なんで決闘に挑んだのか不可解なり。

3)ダニエル・マン監督の「愛しのシバよ帰れ」
1952年製作の人情夜話。アル中と闘うバート・ランカスターを支える愛妻シャーリー・ブースの演技が素晴らしい!

4)ティエリ・ビニスティ監督の「静かなレジスタンス」
2008年のレジスタンス映画。独逸占領下のフランスでレストランを営む女性が、独軍将校を下宿させつつ、地下室に英軍兵士を匿うが、事破れて犠牲になってしまう悲劇なり。

5)ロバート・ワイズ監督の「地球が静止する日」
ある日突然米国のワシントンに宇宙人がやって来る1951年のSF映画であるが、題名とは無関係。宇宙人が、「地球でみだりに戦争なんかしていると、撃滅してしまうぞ」とプーチン輩を恫喝して飛び去っていく不条理にして今日的な幕切れずら。

   青と黄の2色の国旗を踏み躙りキエフに急ぐ地車の群れ 蝶人

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