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2022年01月26日13:11

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ダニエル・キブルスミス『ロキ 地球に落ちて来た神』

 ダニエル・キブルスミス『ロキ 地球に落ちて来た神』(ジャン・バザルデュア画、吉川悠訳、小学館集英社プロダクション、2021年)を読了。北欧神話が題材のアメコミである「マイティ・ソー」シリーズで、本書はロキが主役に抜擢されている。
 ロキは多くのヒーローや市民の命を救い、義兄ソーとも和解してヨトゥンヘイムの王となっている。しかし、平安な生活はロキの性に合わず、変化を求めて地球たるミッドガルドにやってくる。彼は新たな人生を始めるため、ニューヨークでヒーローのチームであるアベンジャーズに入ろうとする。
 幸福であっても満ち足りていないからか、本作のロキは相変わらずトリッキーであるけれども疲れているかのようにどこか大人しい。ただ、どうやら未来にソーとの間で何か大きな波乱が起きるようだ。打ち切りになってしまったのが惜しい。
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