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2020年10月27日17:59

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本「猫の手屋繁盛記」1〜4 かたやま 和華

「猫の手、貸します 猫の手屋繁盛記」
シリーズで抜かしていた本を借りれたので最初から再読することに。2度目なのに面白い
近山家が何なのか知ってるので、そりゃ秘密にしなけりゃいけないわと思う。
宗太郎はほんとに素直な青年だ。頑張れ!

「化け猫、まかり通る 猫の手屋繁盛記」
再読。猫は七より大きい数が分からないということを知らされた宗太郎はそのショックにもめげず「世のため、人のために、それがしは猫の手を貸そう」と決心する。
千代紙が猫情にあついことが分かったりして、どんどん気持ちが猫よりになっていく。
子猫の父親代わりになったら、親の気持ちが分かるようになった宗太郎だ。


「大あくびして、猫の恋 猫の手屋繁盛記 」
石部金吉の宗太郎が恋愛問題にかかわることに。
猫の桃太郎に翻弄されつつ、二人の母親と駆け引きができるまでになった。これも成長と言えるかな。
「職猫」のテツとロクの話はしんみりとしてとても良かった。
そしてとうとう琴姫様に会えました。思っていた通りの素敵なお姫様。いつか宗太郎が元に戻った時には、この経験が生かされて素敵な夫婦になるでしょう。


「されど、化け猫は踊る 猫の手屋繁盛記」
猫派、犬派は永遠のテーマか?でも金儲けのためにあえてそれをあおるのは許せない。踊らされてしまう町の人も情けないけど。
そして「宵のぞき」と「すばる」はこの二つで一つの話。
まさか猫の手屋を読んでで目から汗が出るとは。
まだ二本脚で立てない、にゃっほにゃっほの掛け声も言えない子たちがこんなにけなげに・・・・。

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