つい先日篠綾子さんの小町と業平が出てくる本を読んだばかりなので、混ざっちゃわないか心配したがかなり違うので大丈夫だ。
え?小町ってそういう人だったの!その女房は実は!?とびっくりしつつ、それを受け入れればなかなかいい話だった。
歌の説明が度々入るのがややうるさいような、でも説明してくれることでよく分かるので良しとしよう。
今まで私が抱いていた業平像とそれほど食い違いがないので、彼の行動に共感できた。素敵なラストだった。
この題名には続編を出す含みを持たせているのか。本が売れるかどうかだろうなあ。
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