二月二十七日に図書館に予約した本を、昨日ようやく借りることが出来た。別に、予約が殺到していたわけではない。予約していたのは当方のみ。前の人が半年近く返納せずにいただけの話である。
書名が「差異と反復」(ジル・ドゥルーズ)。読むのに時間がかかるのは分かり、コロナ禍もあったので同情の余地はあるが、半年借りたままはちょっとやりすぎ。
誰が借りていたのかは不明だが、こちらも借りるのを延長したくなる本ではある。延長申請は一回きりで、申請した当日から二週間。期間ぎりぎりになってからやるつもりだが、その前に、誰かが予約すれば延長申請は効かない。
半年借りていた人が、予約しないのを祈るばかりである。
風の死ぬ夜となりけり吊り階段
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