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2020年04月28日13:48

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蝶人卯月洋画劇場4



闇にまぎれてtyojin cine-archives vol.2065〜74

1)森田芳光監督の「の・ようなもの」
森田芳光の監督処女作がこれ。才能あり、だなあ。ソープ嬢エリザベスに扮した秋吉久美子が最高。この頃の佐藤克信、尾藤イサオも良かったなあ。

2)森田芳光監督の「それから」
藤谷美和子と松田優作をはじめ役者がみな適役で、筒井ともみの優れた脚本を森田芳光が見事に絵にしてゆく。これなら漱石も喜んだろうが、ラストの真っ赤な職探しを映像化しなかった、出来なかったのは何故?

3)森田芳光監督の「失楽園」
いくら心身共に熱愛するようになったからというて、性器までも合体させ男女同時に死ななきゃいかんもんだろうか。そんな問題をはらむ原作を、森田は粛々と映像にしていくのであったああ。

4)森田芳光監督の「間宮兄弟」
このような兄弟はいそうでなかなかいないものである。森田選手には生きてもっと多くの映画を撮ってほしかったずら。

5)ジェームズ・フォーリー監督の「フィフティ・シェイズ・フリード」
新婚夫婦の旦那が悪戯でちょっとSMごっこをやるので若妻、くだらなさもここに極まる
2018年のハリウッド映画ずら。

6)五社英雄監督の「極道の妻たち」
極道も大変だが極道の妻も大変だということが分かる映画ずら。大胆な性交らしきシーンがあるが、よく見ると下着を取らないのに喘いでいるので興ざめ。最近は撮影中に頼まれもしないのに若い役者が実際に性交するそうだが、そうゆうのを見てみたいずら。

7)ウィリアム・ウェルマン監督の「ボー・ジェスト」
ゲイリー・クーパー主演の1939年の英国製白黒映画。アフリカ外人部隊に参加した3兄弟の悲しい物語。クーパーが「麗しき献身」をするが武運拙く戦死してしまう。

8)スコット・マン監督の「タイム・トゥ・ラン」
またしてもよせばいいのにデ・ニーロが出てきて仕切る2015年ハリウッド製の3流サスペンスドラマ。脚本に無理がありすぎずら。

9)ウィリアム・ワイラー監督の「我等が生涯の最良の日」
大戦は終わったものの、その後には長い灰色の日々が待っていた。3人の復員兵の悲喜こもごもの身の上話はいかにもそうだろうと引きずりこまれ、最後の婚礼の場の2つの喜びのキャメラワークに泣かされる。

10)ブライアン・グッドマン監督の「ブラック・バタフライ」
書けない作家の独り芝居とうことなんだろうが、あまりにもプロットが飛躍するので結局何がなんだか分からなくなっている。

  コジュケイの「ちょっと来い」の声に励まされ雨戸を開けるコロナ禍の朝 蝶人

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